ハミルトン、メルセデスでのラストシーズンに向けて意欲満々
ルイス・ハミルトンは、2025年にフェラーリへ移籍する前にメルセデスでの最後のシーズンとなる2024年のF1シーズンに向けて、自身とチームは「大きなモチベーション」を持っていると語った。
この発言は、メルセデスが水曜日に新車W15を発表し、シルバーストンで新車のカバーが外されたときにされた。
2022年と2023年にW13とW14が苦戦を強いられたことを踏まえ、メルセデスはこれまでのマシンが抱えていた矛盾を解消するとともに、”恥ずべき”リアエンドの問題にも取り組んできた。
フェラーリへの超大型移籍を目前に控えたハミルトンは、2024年にライバルたちとの戦いに挑むメルセデスにとって、ここ数年の挑戦が役立っていると期待している。
「この2年間で学んだことが、僕たちの方向性を見つけるのに役立った」とハミルトンはコメントした。
「僕たちにとっての北極星を見つけることができた。まだまだこれからだけど、どんな困難が立ちはだかろうとも、頭を上げて、オープンマインドで、真摯に取り組んでいきたい。」
改善されたW15がもたらすメリットについて、ハミルトンはこう付け加えた。
「より安定し、予測しやすくなったマシンは、マシンだけでなく、ドライバーである僕たち自身のポテンシャルを引き出すことを可能にしてくれる。」
ブラックリーとブリックスワースにあるメルセデス本社のスタッフたちの仕事ぶりはハミルトンも称賛しており、39歳のハミルトンは2024年のシーズン開始を前に、チーム全員がモチベーションを高めていると説明している。
「このチームに何ができるかはわかっている。」
「このチームの一人ひとりの働きには、信じられないほど感謝している。ファクトリーにいるたびに、みんなの意欲と決意が伝わってくるよ。」
「これからの1年に向けて、僕たち全員が大きなモチベーションを高めているし、全力を尽くしていくよ。」
W15の画像は水曜日に公開され、ハミルトンとラッセルはその日のうちにシルバーストンでシェイクダウンを行った。
2013年にメルセデスに移籍したハミルトンは、今季が最後のシーズンとなる。
ハミルトンは2014年から2020年にかけてメルセデスで7回のドライバーズタイトルのうち6回を獲得し、チームは8年連続でコンストラクターズタイトルを獲得した。
2月上旬、ハミルトンが2025年に複数年契約でフェラーリに移籍することが発表された。ハミルトンのフェラーリでのチームメイトはシャルル・ルクレールであり、ルクレールは火曜日に行われたフェラーリの発表イベントでこのニュースに対する反応を示した。
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