ハミルトン、フェラーリでの初走行は1月にF1-75で実施の見込み
ルイス・ハミルトンがフェラーリのマシンのステアリングを握るのは、2025年の年明けまで待つ必要がありそうだ。
ルイス・ハミルトンは、メルセデスを離れ2025年にフェラーリに加入する。この発表は現シーズン開始前になされた。そのため、一部のファンの間で焦りが感じられ、多くのファンがハミルトンがマラネロ製のF1マシンをドライブする姿を見たがっている。一時は、ハミルトンが今シーズンのフェラーリでシーズン後のタイヤテストに参加する可能性があると言われていた。このセッションはアブダビグランプリの後に行われるが、Motorsport.comによると、これは実現しないとのことだ。
では、なぜ同じく年末にチームを去るエステバン・オコンは、このシーズン後のテストでハースのマシンをドライブできるのだろうか?答えは簡単で、ハミルトンは年末にメルセデスでプロモーション活動を行うことを約束しており、アブダビテストと同じ12月10日に、チームのタイトルスポンサーであるペトロナスのイベントに出席しなければならないためだ。
火曜日、イタリアメディアの憶測によって、ハミルトンがエンツォ・フェラーリの家に住むかもしれないという噂がソーシャルメディアで広がった。これまで、フィオラノにあるフェラーリ創設者の邸宅に住む特権を得たのは、ミハエル・シューマッハだけだった。しかし、Motorsportはこの情報を「不正確」と評価している。
したがって、フェラーリF1マシンでの彼の初走行は、チームのテストサーキットであるフィオラノで1月に行われる可能性が高い。ハミルトンは、フェラーリの2022年マシン、F1-75をドライブすることになりそうだ。
フェラーリのチーム代表であるフレデリック・バスールは、Motorsportに対し、チームはハミルトンの移行をできるだけスムーズにするための計画を進めていると述べた。
「彼が大量の慣らし時間を必要とするとは思わない」とバスールは述べた。「彼は初日から、あるいは少なくとも非常に早い段階で速くなれるだけの経験を持っている。TPCを1、2日と、バーレーンテストがあるが、それで十分だろう」
「確かに、チームの一部は既に25年シーズンに焦点を当てており、テスト計画やコミュニケーション、そしてルイス(ハミルトン)もその一部として含まれている。しかしレースチームではなく、私もそのことは考えていない」とバスールは締めくくった。
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