【ハンガリーGP】予選結果レポート!ハミルトン「まるで初めてのポール」
ハンガリーGP土曜日、予選の結果と、ドライバーやチームのコメントまとめを紹介する。
<P1:ルイス・ハミルトン>
一年半ぶり、104回目のポールポジションを獲得したルイス・ハミルトンは
「初めてポールを獲得したような気分だ。たくさんのことがあったことは分かっているが、そんなことを言うのは奇妙に感じる。最後にポールを獲得したのがいつだったのか覚えていない。」と語る。
「今週末にポール獲得を実現できるとは予想していなかった。アップグレードはなかった。リアウイングとフロントウイングに小さな調整を加えただけだ」
「昨日(金曜日)はマシンの調子が最悪だったけど、チームは一晩中本当に素晴らしい仕事をした。今朝は感触が良かったので安心したが、他の選手たちには及ばなかった。」
「Q1はギリギリで通過することになったが、その後はどんどん良くなってきた。このクルマで私が求めていたのは、本当にプッシュできるという自信だ。ほぼどこでもファステストラップを刻む方法は知っているが、もっと自然に、コーナーごと、セクターごとに繋ぐのが簡単な場所もある」
「最後の走行では、彼らの前に出るには0.1秒ほどタイムを縮めるのが必要だと分かっていた。ひたすらプッシュして、『失うものは何もない』という気持ちだった。彼らのスピードに合わせようとして、高速コーナーに投げ込んだ。本当に素晴らしいラップだった。」
また、元F1ドライバーのニコ・ロズベルグは元チームメイトを以下のように称賛した。
「ハミルトンはあのラップにすべてを捧げた。僕はこういった特別な瞬間を目撃してきたし、今日もその一つだった。」
「あのラップは完璧だった、芸術だ。こんなときにこれを達成できるのはルイス・ハミルトンだけだ。誰も0.01秒速く走れなかった。本当に素晴らしい、スーパーだ。」
<P2:マックス・フェルスタッペン>
今回惜しくもポールポジションを逃したレッドブルのフェルスタッペン予選後は次のように語った。
「週末を通して、良いバランスを見つけるのに苦労してきた。どのセッションも浮き沈みがあった。」
「今日の予選も本当に難しかったが、Q1、Q2では自信を持ってコーナーを攻めることができた。」
「Q3の最初の走行はかなり良かったと思ったが、2回目の走行ではまた良い感覚を失った。もう少しプッシュしようとしたが、リアを失うとフロントも失うことになる。」
「2位という結果だが、普段どおりやれば前に出られると思う。だが今週末はこれまでのところそれができていない。」
「アップデートは機能していると思うが、セットアップに関しては本当にすべてをまとめられなかった。」
<P3:ランド・ノリス>
前回表彰台入りを果たし、今回も勢いのあるマクラーレンF1、ランド・ノリスは以下のように語った。
「残念だ。ポールポジションの0.1秒以内にいるなら、ラップをまとめればポールポジションになれた気がする。」
「全体的には満足していると思う。チームは3位と4位で良い仕事をした。これまでのところ良い週末だった」
「ドライバーとしては満足していない。今日は自分のミスが多すぎたと感じている。」
「常に小さな問題がある。ただラップをまとめるだけだ。最もクリーンなものではなかった。もう少しプッシュしようとすると、常にリスクが伴う。」
「大きな問題はなかった。間違いなく0.1秒以内ではあったので悔しいが、満足している。3位はまだ良い位置なので、まだ良い日だ。」
<P4:オスカー・ピアストリ>
前回のシルバーストーンでは惜しくも表彰台を逃したルーキーのピアストリは予選を以下のように反省する。
「まだ前の方にいられるのはうれしいことだ。Q3でのラップはこれまで走ったベストラップではないと感じていたが、それはタイムシートにも反映されている。だが、あのようなラップでも4位でいられるのは素晴らしい気分だ」
また、ルーキーとしてのシーズンこれまでを振り返り、続けて
「これまでを通して満足している。今日はランドとの差が、私が望んでいたものよりも少し大きかった。ランドに対して『彼はどうやったんだ、僕にはできない』と考えた週末は一度もなかった、これは心強いことだ。僕に常にミスがあることは分かっていて、可能性があることも分かっている。」
「それを整理し、より一貫性を保つことが重要であり、それは経験によって得られると思う。できる限り早く追求したいところだ。」
「最後尾にいるよりも、前線で戦い、沢山のことを学べる方がずっと良い。」
<P5:周冠宇>
今回スピードを見せたアルファロメオの周冠宇は、P5を獲得した予選後のインタビューではこう語っている。
「チームは今週末、非常に競争力のあるマシンを提供してくれた。僕としては、特にQ2とQ3の終わりに重要な場面でプッシュすることができた。
「前のラップタイムが削除されたため、Q3の最後のラップには大きなプレッシャーがあった。悔いの残らないように、すべてを捧げた。」
注目のアルファタウリF1、角田裕毅とダニエル・リカルドのコメントは以下の記事から↓
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<予選、順位結果>
- L.ハミルトン/メルセデス
- M.フェルスタッペン/レッドブル
- L.ノリス/マクラーレン
- O.ピアストリ/マクラーレン
- 周冠宇/アルファロメオ
- C.ルクレール/フェラーリ
- V.ボッタス/アルファロメオ
- F.アロンソ/アストンマーティン
- S.ペレス/レッドブル
- N.ヒュルケンベルグ/ハース
- C.サインツ/フェラーリ
- E.オコン/アルピーヌ
- D.リカルド/アルファタウリ
- L.ストロール/アストンマーティン
- P.ガスリー/アルピーヌ
- A.アルボン/ウイリアムズ
- 角田裕毅/アルファタウリ
- G.ラッセル/メルセデス
- K.マグヌッセン/ハース
- L.サージェント/ウイリアムズ