【日本GP】鈴鹿での金曜フリー走行、フェルスタッペンが先頭をリード
鈴鹿サーキットで恵まれた天候の中スタートを切った日本GP。日本の熱狂的なファンが見守る中、各ドライバーは鈴鹿サーキットでのフリー走行に挑んだ。
フリー走行1回目
今回、各チームは来シーズンに向けた新しいバージョンのC2タイヤをテストすることとなった。これは、全ドライバーに通常の13セットに加え、新しい試行用の2セットのタイヤが与えられ、FP1のセッションでは全チームが試行用タイヤを走行することになった。
開始20分、この試行用タイヤでリードしたフェルスタッペンのタイムは1分32秒442で、2位のフェルナンド・アロンソよりも0.724秒速かった。
その後、ソフトタイヤで周回を重ね、フェルスタッペンが再びタイムを更新。1分31秒647のラップタイムは、フリー走行1回目でタイムシートのトップに立った。それに続くサインツは+0.626秒を記録した
1 マックス・フェルスタッペン (レッドブル・レーシング) | 1:31.647 |
2 カルロス・サインツ (フェラーリ) | +0.626s |
3 ランド・ノリス (マクラーレン) | +0.745s |
4 シャルル・ルクレール (フェラーリ) | +0.927s |
5 角田裕毅 (アルファタウリ) | +0.950s |
シンガポールGPで優勝を果たしたサインツに続いたのは、同じく2位表彰台入りを果たしたランド・ノリス、そしてルクレールと角田がトップとの差1秒以内に続いた。
その後P6にフェルナンド・アロンソ、契約更新を発表したばかりのルーキー、オスカー・ピアストリがP7に続き、P8のアレックス・アルボンに続いてリアム・ローソンはP9を記録した。
P10のセルジオ・ペレスはトップをリードするチームメートのフェルスタッペンに1.396秒遅れをとることになった。
フリー走行2回目
FP2では、中盤でランド・ノリスとシャルル・ルクレールが一時トップタイムを記録した後、フェルスタッペンはソフトタイヤでコースに戻り、1分30秒688のラップを叩き出し、マクラーレンとフェラーリのドライバーたちの記録を塗り替えた。
1 マックス・フェルスタッペン (レッドブル・レーシング) | 1:30.688 |
2 シャルル・ルクレール (フェラーリ) | +0.320s |
3 ランド・ノリス (マクラーレン) | +0.464s |
4 カルロス・サインツ (フェラーリ) | +0.549s |
5 ジョージ・ラッセル(メルセデス) | +0.640s |
上位4名はFP1と同じドライバーたちがタイムの記録を伸ばし、リードのフェルスタッペンにルクレール、ノリス、サインツの順番で続いた。
P5を記録したのはメルセデスのジョージ・ラッセル。FP1から記録が伸び悩むチームメートのハミルトンはP14という結果となった。
P9のセルジオ・ペレスはまたもやフェルスタッペンから1秒以上の遅れをとった。
FP1でP5を記録した角田裕毅は、残念ながらリードから+1.490秒でP18の記録となり、リカルドの怪我により現在チームメートを務めるリアム・ローソンからは僅か0.037秒の差で遅れをとった。