ノリス、フェルスタッペンがもっと速いと予想していたと明かす

オランダGPで、レッドブルのマックス・フェルスタッペンに22秒差をつけて圧倒的な勝利を収めたマクラーレンのランド・ノリスは、数ヶ月ぶりにアップグレードされたマシンを快適に感じていた。

ポールポジションからスタートしたノリスは、ライバルのマックス・フェルスタッペンにスタート直後に抜かれ、最初のコーナーの前に2番手となった。しかし17周後、ノリスはタイヤに苦戦するフェルスタッペンをオーバーテイクすることに成功し、その後レースでは一度も脅かされることなく逃げ切った。

「最初の周回のせいで完璧なレースとは言えないけど、その後、ペースはかなり強く、今日のクルマは信じられないほどだった」とノリスはレース終了後に述べた。

「快適に感じたし、アタックしてマックス（フェルスタッペン）をオーバーテイクすることができた。これが主な目標だったし、そこから先に進むことができた。正直なところ、かなり簡単なレースだった。楽しかった」

17周目にフェルスタッペンをオーバーテイクした後、勝利を確信していたかどうか尋ねられたノリスは、実際にはそれよりもかなり早い段階で潜在的な勝利を信じていたことを認めた。

「実際、レースの始めから、5周目、6周目、7周目あたりかな。マックスがアタックを始めて少し先に行くと予想していたけど、彼は一度もそうしなかった。だから、その時点で僕たちが良い戦いをしていることがわかった」

「彼はペースを落とし続けているように見たし、僕のペースは向上していったから、気分が良かった。特に彼をオーバーテイクした時はね。快適に感じることが出来て、アタックすることができて、クリーンエアを得ることができた。これは常に大きな助けになる」

オランダグランプリを終えて、ドライバーズランキングではランド・ノリスは依然としてフェルスタッペンの後ろで2位につけているが、この15戦目のスタート前の78ポイント差から、現在は70ポイント差となった。

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