ルクレール、サインツは自身より良い仕事をしていると認める
フェラーリのシャルル・ルクレールは、チームメイトのカルロス・サインツが2024年シーズン開幕以来、自分よりも良い仕事をしていることを認めた。
ルクレールは、サインツのレベルに迅速に戻るためにいくつかの点に取り組んでいると語った。
虫垂炎の手術のためにサウジアラビアGPを欠場しなければならなかったにもかかわらず、カルロス・サインツは、中国GPを前にして、ドライバーズランキングでチームメイトのシャルル・ルクレールに僅か4ポイント差に迫っている。
年初から、来シーズンのフェラーリでの契約が更新されないサインツは、出場した3レースで2回の表彰台と1回の優勝を収めている。
一方でルクレールは出場した4レースで2回の表彰台を獲得している。
今シーズン、チームメイトがSF-24により適応していると思うかどうか、中国GPが行われる上海で木曜日に尋ねられたルクレールは次のように答えた。
「カルロスはただ僕よりも良い仕事をしていると思う」
「バーレーンでは比較するのは難しい。僕のサイドでは問題に直面していたが、それ以外は非常に良い週末だったと思う。でも過去2レースは、彼はシンプルに強かった」
「今は僕が働く番だ。特に予選でのペースは通常僕の強みの1つだ。最後の周回でタイヤを適切な状態にするのに成功するか、完全に失敗するかの差はかなり小さいので、(鈴鹿で)ラップを完走するのに苦労した」
「現時点では、カルロスと比較して僕の方が困難を抱えている。彼は非常に高いレベルで走っている。チームにとって素晴らしいことだと思うし、僕にとっても良いことだ。」
「僕はこの点に多くの取り組みをしてきた。通常、僕がいくつかの点に取り組むと、すぐに改善できる自信を持っている。だから、心配はしていないよ。明日(金曜日)の予選から、トラックでそれを示さなければいけない」
今週末の上海でのフェラーリのチャンスについて、ルクレール自身は、フェラーリが日本よりもレッドブルに近づくことを期待している。
「データ上では、鈴鹿よりも僕たちが強くなれるコースだと思う」とルクレールは付け加えた。
「しかし、今週末もレッドブルが優位に立つと思うし、僕たちは自分たちに集中する必要がある。鈴鹿の予選で見られたように、(ミスをするのは)とても簡単かもしれない」
「特にスプリント週末では重要になる。今週末は2回の予選があるから、2回の予選でマシンから最大限のものを引き出すことが重要だ。レースでは、今年はかなり強いと思うよ」
「明らかに、ここでは長いこと走っていない。僕たちのマシンがどのように挙動するのか、レースの主な制限は何なのかを見る必要がある。だが僕たちは彼ら(レッドブル)により近づくべきだと思う」
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