マルコ、ニューウェイの退社後の「ドミノ倒し」を恐れず

Adrian Newey Helmut Marko
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レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、マイアミでマクラーレンのCEOザク・ブラウンが、エイドリアン・ニューウェイのレッドブル離脱がミルトンキーンズのチーム内でドミノ倒しを引き起こすだろうと発言したことに間接的に反応した。

マイアミでザク・ブラウンは、エイドリアン・ニューウェイは今年レッドブルを去る最後の人物ではないだろうと述べ、この数週間でレッドブルの従業員から「多くの履歴書」を受け取ったと主張していた。

「これはおそらく最初のドミノ倒しだろう。履歴書が出回っているのを考えると、これがレッドブルから離れる最後の人物ではないと思う」とブラウンはエイドリアン・ニューウェイの退社について語った。

レッドブルの重要人物から履歴書を受け取ったかと具体的に聞かれたザク・ブラウンは次のように付け加えた。
「ああ、レッドブルの従業員からの履歴書が増えているのは確かだ」

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一方ヘルムート・マルコは、ブラウンが描いたシナリオが近い将来起こる可能性を示す「兆候は今のところない」と強調。
マクラーレンCEOの主張に反論した。

「ピエール・ワシェのようなベテランやエンリコ・バルボ、ベン・ウォーターハウスのような若手など、長年にわたり優れた技術チームを築いてきた」とマルコは説明した。

「私たちはすべての分野で良い位置にいて、ドミノ倒しが起こるというのはライバルの願望だと考えている。今のところ、そのような兆候はない」

「もちろん、2026年の規則変更は私たちにとっても、すべての人にとっても特に難しいものになるだろう。ニューウェイのような人を失うのは常に痛手だ」

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「しかし、それは彼自身の決定だった。事実は彼が引退するということであり、私たちはそれを受け入れなければいけない」

正式には、エイドリアン・ニューウェイは2025年第1四半期にレッドブルを完全に離脱する予定だ。
それまでは、F1部門では働かず、7月にグッドウッドで発表されるハイパーカーRB17の開発にのみ専念する。

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