ニコ・ヒュルケンベルグ、アウディF1と契約
F1パドックでここ数週間うわさされていたニュースが正式に確認された。
ニコ・ヒュルケンベルグは、2024年末にハースを離れ、アウディと複数年契約を結んで移籍することになった。
ニコ・ヒュルケンベルグは、ザウバーと複数年契約を結び、2026年からアウディのワークスチームに移籍。
ザウバーが本日発表したように、彼は2025年からドライバーを務め、ワークスチームへの移行に伴走する。
「ニコの契約は、アウディのフォーミュラ1プロジェクトにとって次のステップとなる。彼の速さ、経験、献身的なチームワークにより、来年から2026年のアウディ参入に向けて大きく貢献してくれるだろう」と、アウディのワークスチームの将来のCEOであるアンドレアス・ザイドルは述べた。
「当初から、このようなユニークなプロジェクトに一緒に取り組むことに、お互いに大きな関心があった。ニコは強い個性を持ち、彼のプロ意識と個人的な決意は、マシン開発とチーム構築の両面で進歩を助けてくれるだろう」
ニコ・ヒュルケンベルグの指名は、3月に発表されたザウバーの完全買収計画と、オリバー・ホフマンのアウディフォーミュラ1エンゲージメント担当取締役会代表としての任命に続くものだ。
この肩書きにより、ホフマンはザウバーのすべての企業の取締役会と、ノイブルク拠点でパワートレイン開発を担当するアウディ・フォーミュラ・レーシングGmbHの株主総会の議長も務める。
ニコ・ヒュルケンベルグ自身は、アウディのワークスチームと協力できることを非常に嬉しく思っていると述べている。
「アウディとしてレースに参加できる見通しは、非常に特別なことだ」とヒュルケンベルグは語った。
「ドイツのメーカーがこのような決意を持ってフォーミュラ1に参入するとき、それは唯一無二のチャンスだ。ドイツ製のパワートレインを搭載した、そのような自動車ブランドのワークスチームを代表することは、僕にとって大変光栄なことだよ」
ニコ・ヒュルケンベルグは今シーズン、引き続きハースからレースに参戦し、2024年シーズン最終戦のアブダビグランプリを最後に、チームを離れることになる。
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