【アメリカGP】ノリス「P2獲得は予想外だった」
二回連続でダブル表彰台を獲得しているマクラーレンF1。ランド・ノリスは今回予選をP2で終え、決勝は最前列からのスタートとなる。今回の予選P2獲得について、ノリスは「予想外だった」とした上で「もう少しでポールポジションが取れるはずだったために残念だ」と語った。
日曜の決勝スターティンググリッドを決める、金曜の予選では、フェラーリのシャルル・ルクレールが1分34秒723でトップタイムを記録し、P2のノリスを0.13秒差で上回った。
レッドブルのマックス・フェルスタッペンがターン19でコースリミットを超過、トラックから大きく飛び出したためにラップタイムが抹消され、P6での記録となったことが彼らを上位に押し上げた。
ノリスは予選後「セッション前はグリッド最前列に並ぶことさえできないだろうと予想していたが、フェルスタッペンの失敗を考慮すると、あと少しでポールポジションを手に入れることができたかもしれない」と、予想外に良い結果ながらも悔しさもあることを語った。
「僕は満足だ。良い一日だった」と話したノリス。続けて以下のように語った。
「自分のタイムでのP2は予想外だったので、チーム全体にとって良いボーナスになったと思う」
「(カタールで)犯したほど、多くのミスを犯さなかったのは良いことだ。でも、今日はポールが獲得できたと思う。ポールを獲得するのに十分な条件が揃っていた」
「ルクレールがいくつかのミスをしたと言っていたみたいだが、僕もそうだった。だから、少し残念だ。そのチャンスをまた逃してしまったからね。でも私はとても満足している。」
また、「マシンの安定性とブレーキの性能は予想よりも優れていた」と考えたノリス。そこで彼は、ロングストレートにつながるターン11でブレーキを遅らせたのだが、マシンが予想以上に回転してしまったそうだ。
ノリスは決勝における自分の可能性を評価、次のように語った。
「正直に言うと、ルクレールはスタートが常に得意なドライバーだ。なので、彼をスタートでオーバーテイクするのは難しいだろう。だが、僕らは日曜日に向けてほぼ最高のポジションにいる。だから僕は満足している。」
一方、ポールのルクレールは次のようにコメントした。「このサーキットはターン1が少しトリッキーだ。だがもちろん、後ろからスタートするよりも前からスタートする方が断然に良い。」
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