ノリス、スペインGPで勝利するべきだったと主張

マクラーレンのランド・ノリスは、スペイングランプリのオープニングラップで2ポジションを失い、その後ライバルとは異なる戦略アプローチを取ったことで、明らかな勝利のチャンスを逃したと考えている。

ノリスは日曜日のカタロニア・サーキットでのレースをポールポジションからスタートしたが、素晴らしいスタートを切ったメルセデスのジョージ・ラッセルに、そして結果的に重要な瞬間となったマックス・フェルスタッペンのレッドブルにオーバーテイクを許した。

ノリスとマクラーレンは、最初のスティントを長くするオフセット戦略を選択。この戦略により、ノリスは最終的に2位でフィニッシュするまでの道のりで、フィールドを通して戦わなければならなかった。

レースを振り返り、勝てたレースであったと思うかと聞かれ、ノリスは次のように答えた。「勝てたかもしれないではなく、勝つべきだった。スタートが悪かっただけだ。それだけのことだ」

「今日のクルマは信じられないほど素晴らしかった。間違いなく我々が最速だったと思う。ただ、序盤で失ってしまった。だから、がっかりしている。多くのポジティブな面があるが、一つのネガティブな面がすべてを台無しにしてしまった」

「次回のために改善できるはずだ。それ以外は、多くのポイントを獲得し、チームに大きな感謝を捧げたい。クルマは本当に素晴らしかった」

スタート時に何が起こったのかについてさらに問われ、ノリスは次のように付け加えた。「よくわからない。振り返って確認する必要がある。何を間違えたのか、あるいは単に少しずれていただけなのかわからない」

「マックス（フェルスタッペン）に対して失ったのはほんの少しだけだった。彼が完全に並んでいたわけではなく、むしろジョージが突然外側にいて、僕を抑え込んだような感じだった」

「フェアプレーだったし、レッドブルとマックスによくやったと言いたい。彼らにとっては、また一つの仕事を成し遂げたレースだったが、同時に我々が失ったのは残念だ。だから少しフラストレーションがたまる。次回のために改善するよ」

勝利を逃したにもかかわらず、ノリスは少なくともフェルスタッペンの最も近いライバルとなっており、フェラーリのシャルル・ルクレールを抜いてドライバーズランキングで2位となった。

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