セルジオ・ペレス、レッドブルとの契約を延長
レッドブルは、カナダグランプリを前にした火曜日、セルジオ・ペレスが2026年シーズン終了までの2年間、チームに残留することを正式に発表し、全ての憶測に終止符を打った。
34歳のセルジオ・ペレスは、レッドブル・レーシングで5回の優勝、29回の表彰台、3回のポールポジション（メキシコ人ドライバーとして初のポールポジションを含む）を獲得している。
ペレスは、2021年のアブダビでのマックス・フェルスタッペンの初の世界チャンピオンシップ獲得に貢献したことから、「ストリートの王」や「メキシコの防衛大臣」といったニックネームで呼ばれている。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは次のように述べた。
「今は2025年のドライバーラインナップを確定させる重要な時期であり、チェコとの協力を続けられることを大変嬉しく思う」
「チームにとって継続性と安定性は重要であり、チェコとマックスは実り多いパートナーシップを形成しており、昨年初めてチームでダブルタイトルを獲得した」
「チェコは2024年のシーズン序盤、バーレーン、サウジアラビア、日本で2位、中国で表彰台を獲得するなど好調だったが、最近のレースでは厳しいものがあった。グリッド上で収束が見られるが、我々はチェコを信頼しており、彼の実績あるパフォーマンスへの回帰を楽しみにしている」
「昨シーズンはユニークな年だったが、タイトル防衛のためには一生懸命努力しなければならない。しかし、今年は接戦になると予想される中、我々はドライバーとチーム全体に自信を持っている。これは非常に重要なことだ」
この発表を受けて、セルジオ・ペレスは、F1でレッドブル・レーシングのために少なくともあと2シーズン走り続けられることを非常に嬉しく思うと述べている。
ペレスは次のように述べた。
「このすばらしいチームで将来を約束できることを本当に嬉しく思う。レッドブル・レーシングのためにレースに出ることは、サーキットの内外を問わず他に類を見ない挑戦だ」
「今後2年間、ここに残ってこの旅を一緒に続け、このチームの素晴らしい歴史に貢献できることを嬉しく思う」
「このチームの一員であることは大変な挑戦だが、僕はそれが大好きでもある。今年は大きな挑戦になるだろうが、チーム全体の将来は明るいと確信しており、その一員となれることを嬉しく感じている」
「僕に多大な信頼を寄せてくれた皆に感謝を伝えたい。その信頼に応えるべく、サーキットの内外で素晴らしい成果を出していきたい。我々にはまだやるべきことがたくさんあり、一緒に獲得すべきチャンピオンシップがまだまだあると思う」
【関連記事】
- エステバン・オコン、2024年限りでアルピーヌを離脱 – Shiga Sports
- ペレス、モナコでのクラッシュがレッドブルに大打撃 – Shiga Sports
- 角田裕毅、レッドブルのペレスとのシート交代はありえるか？ – Shiga Sports
- ホーナー、セルジオ・ペレスを称賛 – Shiga Sports
- セルジオ・ペレス、レースエンジニアとの関係を明かす – Shiga Sports
