セルジオ・ペレス、レースエンジニアとの関係を明かす

レッドブルのセルジオ・ペレスがレースエンジニアのヒュー・バードとの “完璧な “関係について口を開き、互いがどのように苦境を乗り越えているかを説明した。

バードはペレスが2021年シーズン開幕にレッドブルに加入して以来、ペレスのレースエンジニアを務めており、今月初めにレッドブルのポッドキャスト『Talking Bull』に出演したペレスは、2人の関係を特別なものにしている理由を明かした。

ペレスは「僕たちのいいところのひとつは年齢で、とても近いんだ。ヒューはレースエンジニアとして何年も仕事をしているわけではないからから、僕は彼の最初のドライバーのようなものなんだ。」

セルジオ ペレス, Car 11

「僕らのいいところのひとつは、すごく悪い日、たとえば予選ですべてが不利になるようなことがあると、僕が知っているほとんどの人たちは深く落ち込んでしまうような日でも、僕たちはすぐに、そこからどうやって抜け出すかと考えるところだ。それは素晴らしいことだし、僕たちはお互いへの信頼を決して見失わない。」

「僕たちは一緒に常に次の目標を見据えている。確かに厳しい時期もあるけど、いつもどうにか切り抜けてきた。力強さがあると思う。」とペレスは語った。

ペレスの隣に座っていたバードは、ペレスの言葉にこう付け加えた。「もちろん困難な時はある。だけど本当にいつも驚かされるんだ。悪いセッションがあったとしても、次の日には立ち直る。それはエネルギーになる。レースに挑む彼を見て、僕もまたレースに挑むんだ。これからも一緒に楽しもう。」

ペレスとバードは2022年と2023年の2年連続でレッドブルのコンストラクターズタイトルを獲得に貢献している。

Sergio Perez, Christian Horner, Helmut Marko conversation

カタールGPで、2022年と2023年を比べてどうか、という質問をされたペレスは、「まあ、最終的には違いはない。チームの勢いを維持できるのは素晴らしいことだ。チームとして信じられないようなことを成し遂げたと思う」と答えた。

「昨年は、少なくともシーズンの半分以上はフェラーリのほうが速いクルマを持っていたはずだから、難しかった。でも、今回は僕たちのクルマは圧倒的だった。最終的には結局は同じことなんだけどね。」

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