ガスリー、オランダGP決勝スタートグリッドでトップ10入り
アルピーヌのピエール・ガスリーは、オランダグランプリの予選セッションでQ3進出を果たし、決勝はフェラーリのカルロス・サインツのすぐ前からスタートする。
「今日の僕たちの努力に非常に満足している。予選前は、Q1とQ2を通過するのが難しいことは明らかだった。特に金曜日のプラクティスセッションは難しかった」とガスリーは土曜日の夜、ザントフォールトで語った。
「結局Q3まで進出できたから、嬉しいよ。マシンを最大限に近いところまで引き出せた。Q3では少し足りなかったけど、それでもトップ10に入り、ポイント獲得に向けて良い位置につけている」
「決勝では、僕たちの後ろからスタートするルイス(ハミルトン)とカルロス(サインツ)との大きなバトルが待っていることは分かっている。難しいレースになるだろうけど、準備はできている。前を走るクルマについていくよう努力しなければならない。ポイントを獲得できれば素晴らしいし、それが目標だ」とガスリーは付け加えた。
一方、チームメイトのエステバン・オコンは土曜日の夜、ガスリーほど笑顔ではなかった。シーズン終了後にハースに移籍するオコンは、Q1で敗退となってしまったためだ。
「これまでのところ、残念な週末だ。マシンのセットアップに苦労していて、どのような条件下でもグリップが少なかった」とオコンは説明した。
「残念ながら、今日は速いラップタイムを記録するために必要なものをすべて一つにまとめることができなかった。夏休み前のポジティブな勢いを維持するために、強固なポジションに自分たちを置く必要がある」
「グリッド後方からのスタートとザントフォールトの特性を考えると、望む位置に到達するのは難しい状況からのスタートだ」
「今日の走行から有用なデータを抽出し、そこから教訓を得て、決勝ではより競争力のある状態になれるよう全力を尽くしたい」
オランダグランプリを前に、アルピーヌはコンストラクターズチャンピオンシップで8位につけており、7位のハースとは16ポイント差だ。
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