ピアストリ「マクラーレンは良い位置にいると思う」と前向きに語る
バーレーンでのFP2を終えたマクラーレンのドライバーたちは、オスカー・ピアストリが明らかに好調なのに対し、チームメイトのランド・ノリスはやや元気がないように見えた。
マクラーレンはトップチームとして唯一、FP1でソフトタイヤを履いており、両ドライバーともトップ3でフィニッシュしている。だがFP2ではノリスはフライングラップでミスを犯し、代表タイムを出すことができなかった。
「ベストな1日ではなかったし、僕のほうはちょっと雑だった。すべてのタイミングをうまく合わせることができなかったけど、それを乗り越えて明日はもっといい仕事ができることを期待している」とノリスは語った。
「僕らにとってはいい1日だった。いろいろなことを試して、マシンを更に理解することができた。でも、明日に向けて改善すべき点はたくさんある。」
特に、気温が異常に低く、突風が吹き荒れ、バランス・セッティングが大混乱するトリッキーなコンディションだったことを考えれば、ピアストリは素晴らしい走りでFP2を5位で終わった。
「FP2では(マシンの)感触は良かった。予選スタイルの走行もレース走行もね。いいところにいると思う。僕たちが考えていた通りの位置にいると思う。なぜそのような走りになったのか、良くも悪くも、もっと詳しく見る必要がある走りもある。でも、今日の全体的な感触はかなりポジティブだったと思う。」
マクラーレンの順位については、両ドライバーとも完全には語らなかったが、ピアストリはトップ10との差がこれほど小さい以上、表彰台争いとポイント圏内争いの間には何も変わりはないと指摘した。
「レッドブルは思ったほど速くないようだけど、明日はどれだけ今まで実力を隠していたのか見てみよう。メルセデスは速そうだし、フェルナンドも速そうだから、金曜日はいつも判断が難しいけど、僕たちはポイント圏内にいると思うよ。」
また、「レッドブルがトップで、フェラーリとメルセデスがそれに近いと僕は思っているよ。」とノリスは付け加えた。
「ここバーレーンの予選はいつも接戦だから、何があってもトリッキーな予選になると思う。」
マクラーレンの両ドライバーは、明日の予選で好位置をつかむための課題の大きさを理解している。
「クルマから出せるものは何でも出す必要がある」と彼は語り、マクラーレンのガレージに戻って仕事に取り掛かった。
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