【アメリカGP予選】ノリスがポールポジション

マクラーレンのランド・ノリスが、チャンピオンシップのライバルであるマックス・フェルスタッペンを抑えて、アメリカGPのポールポジションを獲得。ピエール・ガスリーは7番手につけ、素晴らしい結果を残した。

ハミルトン、早々に脱落

スプリントレース時よりも温かくなったトラックで、20人のドライバーが予選セッションに挑んだ。

最初のアタックで、マックス・フェルスタッペンは今週末の好調さを見せつけた。1分33秒690のタイムで、ランド・ノリス（+0.339秒差）とセルジオ・ペレスを上回った。セッション終了8分前、ピエール・ガスリーとエステバン・オコンがそれぞれ1位と5位につけた。

週末を通して好調なフェラーリは、再び高いポテンシャルを示した。ルクレールがトップタイム、サインツが3番手につけ、脱落の危険性は低そうだった。

Q1終了2分前、メルセデスの2人のドライバーはまだタイムを記録していなかった。ジョージ・ラッセルは3番手まで上げたが、ルイス・ハミルトンは19番手に終わり、Q1を通過できなかった。アレックス・アルボン、フランコ・コラピント、バルテリ・ボッタス、周冠宇がハミルトンと共に脱落した。

使い込んだタイヤで、フェルスタッペンは素晴らしい1分33秒052のタイムを記録。驚きはガスリーで、フェルスタッペンのタイムから0.4秒以内に自身のマシンを置いた。

Q2終了6分前、ノリスが暫定トップタイムを記録し、フェルスタッペンとオスカー・ピアストリがそれに続いた。脱落圏内には、オコン、フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロール、ルクレール、リアム・ローソンがいた。

Q2最後のアタックで、フェルスタッペンが再びトップタイムを記録し、カルロス・サインツ、ノリス、ルクレールがそれに続いた。角田裕毅はわずか0.032秒差でQ3進出を逃し、ニコ・ヒュルケンベルグも同様だった。オコン、ランス・ストロール、リアム・ローソンもQ2で脱落した。

Q3の最初のアタックで、ノリスが1分32秒330の基準タイムを記録し、フェルスタッペン、サインツ、ルクレールを上回った。暫定6番手のラッセルは、エンジニアに自身のマシンが理解できないと伝えた。ガスリーとアルピーヌは、この時点で7番手タイムだった。

フェルスタッペンがタイムを更新しポールポジション獲得を目指していたが、ラッセルの第3セクターでのクラッシュが間接的にノリスにポールポジションをもたらした。

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