ダニエル・リカルド、2024年の目標を語る
ダニエル・リカルドが、新生RBチームには”証明すべきポイント”があり、2024年のF1シーズンではトップ5フィニッシュが目標だと語った。
以前はアルファタウリとして知られていたチームは、木曜日の夜にラスベガスで行われた華やかな発表イベントでニューマシンであるVCARB 01を公開し、チームは青と白のきらびやかなカラーリングを披露した。
RBは冬の間に体制を一新し、ローラン・メキース新チーム代表が年明けから新職務に就き、ティム・ゴスが新たにチーフテクニカルオフィサーに、アラン・パーメインがレーシングディレクターに就任した。
また、ビスターにあったイギリス拠点を姉妹チームのレッドブルが本拠を置くミルトンキーンズに移し、ファエンツァにある本社と並行して活動を拡大している。
リカルドは『F1.com』に、「多くの新しい人材や大きなパートナーが加わることになる。」と語った。
「チームは常に真剣に向き合ってきたけれど、これでまたひとつステップアップしたような気がする。もはやレッドブル・レーシングのプラットフォームというだけでなく、中団組の最前線で戦う時なんだ。」
「チームには何かがある。それに考え方も少し違う。クールだし、楽しいね。」
チームはまた、世界チャンピオンに君臨するレッドブルとの関係も緊密になり、フロントとリアのサスペンション、ギアボックスをレッドブルから譲り受ける。
「高みを目指さなければならないが、このスポーツに長く携わっている以上、最終的に失望したくないので現実的であり続けたい。」とリカルドは今シーズンの可能性を尋ねられた際に答えた。
「5位以内は目標にすべきだし、そのポジションに入れば表彰台もあるかもしれない。もちろん勝ちたいけど、去年はステップを踏んだと思うから、今年はもう少しステップを踏もう。」
「5位以内に入ることは可能だと思う。そう思いたいね。」
昨年半ばにアルファタウリからF1復帰を果たして以来、初めてまともなプレシーズンを過ごし、ステアリングを握って新型マシンをテストするのが待ちきれない様子だ。
「気分はいいよ。2023年は短い期間だったから、みんなほどオフシーズンは必要なかった。」
「今はプレシーズンのようなもので、準備もしたし、昨年は少し先取りもしたんだ。バーレーンでの順位は予想できないけど、準備の面ではもう疑問はない。」
「個人的には、オフシーズンはソファに座ってリラックスしているような感じではなかったかな。クルマに戻っても数か月ドライブしていないような感覚はないはずだよ。だからすぐに本調子に戻れると思う。」
「昨シーズンの終盤にマシンを開発したことで、まず間違いなく僕にとって有効なものを見つけることができた。それに裕毅はアブダビでいい走りをしたことで、彼のドライビングスタイルの強みを見つけたと思うよ。」
「今季の開幕に向けて、明るい気持ちでいられることがたくさんある。」
【関連記事】
- 【F1スプリント】ビギナーズガイド – Shiga Sports Japan
- アルピーヌ、2024年マシンA524の「アグレッシブな」デザインを公開 – Shiga Sports Japan
- 「最高の気分とは言い難い」カルロス・サインツ、2024年のゴールは明確と語る – Shiga Sports Japan