レッドブル、今シーズンのマシンを公開!
レッドブルが2024年F1シーズンに向け10チーム目にして最後にマシンを公開した。
木曜日、レッドブルの本拠地ミルトン・キーンズでRB20が公開され、マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスはチームメンバーとして出席した。
カラーリングは伝統を踏襲もコンセプトはアグレッシブに
カラーリングに大きなサプライズはなく、チーム伝統のネイビーブルーが継続される。チームはよりアグレッシブなコンセプトを選んだが、マシンのパフォーマンス水準に関しても大きな変化がないことを望んでいる。
先代のRB19は2023年に前例のない成功を収め、シーズン中に開催された22戦のグランプリのうち、1戦を除いてすべてで優勝を飾った。また、フェルスタッペンはその22勝のうち19勝を挙げ、数レースを残してカタールで3度目のドライバーズタイトルを手にした。
また、フェルスタッペンは2位のペレスに290ポイントの差をつけてシーズンを終えた。レッドブルの歴史上、ドライバーがワン・ツー・フィニッシュを飾ったのは今回が初めて。
コンストラクターズランキングでは、レッドブルが2位のメルセデスを451ポイントも上回った。昨年メルセデスはフェラーリを僅差で抑え、マクラーレンとアストンマーティンもその争いに加わっており、ライバルたちの戦いはますます接近していた。
フェルスタッペン、バーレーンのテストが楽しみ
RB20の外観について、フェルスタッペンは発表会で次のように語った。 「見た目はちょっと違うね。チームは昨年からかなり前進したと思うし、とてもポジティブなことだと思う。」
「バーレーンに着いてテストを始め、マシンの能力を確認するのが楽しみだよ。」
全10チームが2月21~23日にバーレーンで行われるプレシーズンテストに臨む前に、チームが今週シルバーストンでシェイクダウンを行った際、フェルスタッペンは初めてステアリングを握るチャンスを与えられた。
「あいにくかなり濡れていたから、レインタイヤでしか走れなかったけど、すべてがうまく機能していた。バーレーンに到着するまでにやるべきことをやるだけだ。」
ペレス、挑戦を続けるハングリー精神を称賛
さらにペレスも新型マシンに対する反応を示し、前年の成功にもかかわらず、2024年に新しいコンセプトを模索したチームを称賛した。
「チームが信じられないような仕事をしたことがわかるよ。コンセプトはアグレッシブになって、楽しみだ。」
「昨年、レッドブルは圧倒的なマシンを手にした。しかし、僕たちがコンセプトをガラリと変えたのは素晴らしいことだと思う。チームには、限界に挑戦し続けるというハングリー精神が必要だと思う。サーキットでどのように感じられるか、興味深いところだね。」
プレシーズンテスト終了後、2024年シーズンは2月29日から3月2日にかけてバーレーン・インターナショナル・サーキットで開幕する。
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