メルセデス、2024年マシンを公開

メルセデスは水曜日に新型F1マシンを公開した。

マクラーレンのオンラインプレゼンテーションの直後、メルセデスはサーキットでのシェイクダウンに先立ち、W15のデジタルレンダリングをソーシャルメディアに掲載した。

シルバーストンで初期走行を完了

メルセデスは来週のプレシーズンテストに向けてバーレーンに向かう前に、マクラーレンとともにシルバーストン・サーキットで新車の初期走行を行った。

2025年にフェラーリに移籍するルイス・ハミルトンにとって、2024年はチームでの最後のシーズンとなる。

チームメイトには再びジョージ・ラッセルが加わり、メルセデスのドライバーとして3度目のシーズンに臨む。

新グラウンドエフェクト時代の導入期で苦境に立たされた2022年を経てなお、メルセデスは2023年当初、それまでのマシンコンセプトに固執していた。

しかし、開幕戦から問題が続いたため、チームは2024年に向けて新たな方向性を打ち出す「刷新の期間」に入った。

トト、マシンの課題について「このスポーツに奇跡はないが、我々には強い野心がある」

メルセデスは2023年シーズンのコンストラクターズランキングを2位で終えたが、ライバルでワールドチャンピオンのレッドブルは451ポイントのアドバンテージを持ってシーズンを終えた。そのため、チーム代表のトト・ヴォルフはメルセデスにとって「登るべき山」があることを認めている。

「このスポーツに奇跡はない。しかし、我々の野心と決意は強い。新しいコンセプトを取り入れてから、開発はうまく行っている。」とヴォルフはコメントした。

「このクルマの優先順位リストにはいくつかの項目があった。それらが期待通り仕上がっているかを我々はすぐに目にすることになる。」

さらにヴォルフは、過去2シーズンにメルセデスが直面した苦闘についてこう付け加えた。「この2年間は、再調整や、改革のために必要だったと思う。」

「こうした根本的なアプローチは決して簡単ではない。しかし、私たちは進歩を遂げ、W15で次のステップに進むことを楽しみにしている。直線的な道のりではないが、つまずいたときには立ち上がり、登り続けるだろう。」

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