リカルド、2025年のレッドブルのシートは「考えていない」と主張

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RBのダニエル・リカルドは2025年のレッドブル移籍の可能性について、レースごとのアプローチとして「考えているようなことではない」と語った。

リカルドは昨年、アルファタウリ(現RB)からシーズン途中にF1復帰をはたした。
2024年末に契約満了を迎えるレッドブルのセルジオ・ペレスのシートにいつか戻るという”夢”を公言していた。
しかし、キャリアの最新章が始まって2レースが経過した今、リカルドは今後どうなるかという話を一蹴した。
そして、RBに全神経を集中させ、チームをグリッドに押し上げることに全力を注いでいる。

リカルドは、2014年から2018年までレースをし、現在までに自身のキャリア8勝のうち7勝を挙げたレッドブルとの関係が続いていることについて尋ねられると、
「僕はどんな話も信じないよ」と答えた。

「僕はチームでの自分のポジションを知っているし、もし僕がとてもうまくやれば、何が起こり得るかも知っている。
でも、どんなチームでもそうだけど、本当に強いシーズンを送れば、何か違うことにつながるかもしれないし、今のポジションが上がるかもしれない。
常にベストを尽くすことが目標だ。何が起こってもおかしくないし、何でも起こりうることだと思う。」

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「僕の目的は、このクルマでできる限りいい走りをすること。今はあまり先のことは考えていない。
レッドブルのシートについて考えているかって?いや、本当にいい結果を残せば、その可能性が出てくるかもしれないとは思っている。」

「12カ月前はこのポジションにいなかったし、またこのポジションに戻れるかどうかもわからなかったから、今はただ毎週末のことを考えるだけさ。」

現在34歳で、250回近くグランプリに出走しているリカルド。
F1での経験を通じて、メディアのうわさやドライバー市場のような話題を避けることの重要性を学んだと説明した。

常に”なんでもあり”の状態だ、と彼は続けた。
「自分の仕事とやるべきことは分かっている。経験上、そういうことに巻き込まれれば巻き込まれるほど、自分の仕事、つまり可能な限り速く走ることから集中力が遠ざかっていくんだ。」

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「レースウイーク中にいろいろなことをするのは分かっているけれど、それが僕らがここにいる理由なんだ。今週末は、ホームでレースをするのが楽しみだ。」

ホームレースを週末に控えたリカルドは、2024年シーズンはチームメイトの角田裕毅にバーレーンとサウジアラビアの予選で敗れた。
RBが初ポイントを狙う中、控えめなスタートを切ったことを強調した。

「最初の2戦は確かに素晴らしいものにはならなかったけど、心配はしていないよ。まだ24戦中2戦だし、チームには新しいメンバーも多い。今週末はもちろん力強いレースを見せたい。」

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