リカルド、カナダGPグリッドでクラッチの問題に見舞われていた
Visa Cash App RBのダニエル・リカルドは、カナダグランプリのスターティンググリッドでの彼の予期せぬスタートの原因がクラッチの問題だったことを明かした。
カナダグランプリのスターティンググリッド5番手だったダニエル・リカルドは、ライトが消える前に彼のマシンがグリッド位置から動いたため、5秒のタイムペナルティを受けた。このペナルティにもかかわらず、リカルドは8位でフィニッシュし、カナダでポイントを獲得することができた。
レース終了後にリカルドは次のように説明した。「5秒のタイムペナルティだと言われたときは本当に奇妙だった。なぜなら、僕はフライングしていないことを知っていたから。だから、少し混乱した」
「だから、僕は明らかにペナルティに疑問を持ったが、同時にそのとき思い出した。スタートのための適切な回転数を探していたとき、クルマが動いたように感じたんだ。そのとき、ピエール(レースエンジニアのハメリン)から、クラッチか何かに小さな問題があると言われた」
カナダグランプリ後、Visa Cash App RBチームのチーム代表であるローラン・メキースも、レーススタート時のダニエル・リカルドのマシンにクラッチの問題があったことを認めた。「ダニエルのスタート時のペナルティは、ごくわずかなクラッチのスリップが原因だった」と、メキースは説明したが、それでもモントリオールのレースから「多くのポジティブな点」を引き出した。
「今週末は多くのポジティブな点があった。ドライバーとチームはトラック上で、本当にうまくまとまって動いている。一方、ファクトリーでのスタッフの努力は同じように報われ、今回も再び2台がQ3に進出し、ダニエルがポイントを獲得した」とローラン・メキエスは付け加えた。
「ダニエルは、土曜日にこのトラックで彼の最初のF1優勝から10周年の日だったと語っていた。予選で見事な5位、レースで8位を獲得したことからも、彼はこの場所を気に入っているようだ!」
カナダグランプリ後、Visa Cash App RBはコンストラクターズランキングで6位につけており、5位のアストンマーティンとは30ポイント差だ。
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