【イタリアGP】ラッセルが4位でフィニッシュ「期待を上回った」
ジョージ・ラッセルは、日曜日のイタリアGPで4番手のスタート順にも関わらず「期待をわずかに上回った」と語り、予選での努力に満足していた。
ラッセルは好調なセッションを満喫し、Q3の最初の走行時点でカルロス・サインツ、シャルル・ルクレール、マックス・フェルスタッペンに次ぐ4位となった。そして最後のアタックでセルジオ・ペレスとアレックス・アルボンを抜き日曜日のレースで2列目スタートを決めた。
予選後にラッセルは次のように語った。「Q1では最初から1番手、そして2番手だった。」
「残念なことに、その後は改善できなかったが、タイヤがいかに重要かを示している。Q1からマシンを交換せず、13番手、Q3ではソフトで4番手だった。」
日曜日のイタリアGPを前に気分はどうだったか尋ねると、ラッセルは次のように答えた。「予選よりもレースに向けてマシンをセットアップしていた。だからこそ、4位になれたことがとてもうれしい。」
「今週末のフェラーリは非常に競争力があって、タイヤのデグラデーションは良くなると思う。良いスタートを切れれば、表彰台を争うチャンスはある。」
ラッセルのチームメイトのルイス・ハミルトンにとっては、それほど良い日ではなかった。また、日曜日のレースでは8番グリッドに並ぶ予定なので「非常に遅い」と感じたと述べ、自身のパフォーマンスにはあまり満足していなかった。
「楽しくなかった」とハミルトンは当時を振り返った。「本当に困難だった。ただ最初から遅かった。FP1では素晴らしいスタートを切れたが、その後はあっという間に離されてしまった。下にマシンの存在を感じなかったし、それが何なのかを正特定することはできないが、今日はかなり遅かった。」
自身のマシンでそのようなパフォーマンスを経験したことがあるかとの質問に、ハミルトンは次のように答えた。「いつもこうだ。このマシンでピンポイントに当てられたのは一度だけだと思う。」