サインツ、2025年について「話があまり進んでいない」と語る
フェラーリのカルロス・サインツは、2025年の自分の将来についての決定はまだ時間がかかる可能性があると考えており、ドライバー市場での動きが続く中、状況はあまり早く進んでいないと述べた。
来年のグリッドの2シートが最近発表された。
ニコ・ヒュルケンベルグのハースからキック・ザウバーへの移籍がマイアミグランプリの前に発表。
そして今週末のイモラでのレースを前に、アレックス・アルボンがウィリアムズと複数年の契約延長を結んだというニュースが入ってきた。
一方、サインツの行き先はまだ不明だ。
ルイス・ハミルトンが2025年からフェラーリに移籍することで、サインツはシートを失っている状況だ。
エミリア・ロマーニャグランプリを前に、自身の将来についての発表がいつ頃できるかを尋ねられたサインツは、「決まったら知らせる」と答えた。
発表がまだかなり先になるのかとさらに追及されると、「そうだね。あまり早く進んでいない」と付け加えた。
現在、サインツの焦点は2024年に置かれており、フェラーリのホームファンの前で良い週末を過ごすことを目指している。
サインツは、イモラでマシンにアップグレードが施されることで、チームに「少しステップアップ」が期待できると考えている。
しかし、これでマイアミで前回優勝したマクラーレンと肩を並べられるか、あるいはチャンピオンシップリーダーのレッドブルと並べられるかを尋ねられると、サインツはフェラーリの可能性はレースを行う場所次第だと示唆した。
「サーキット次第だと思う」とサインツは説明した。
「マイアミは僕たちにより適したサーキットで、マシンは普通に戻った感じだったが、中国ではかなり良くなかった。サーキットによって大きく変わると思う」
「うまくいけばイモラは僕たちにとって良いサーキットの1つで、ファンの前で良いショーができるはずだ。これが理想的なシナリオだ」
「残りのレースについては、中国のようなサーキットのために開発を続ける必要がある。僕たちのマシンが本当に苦戦しているコーナーの種類があるから、前に進み続ける必要がある」
サインツは、出場した今シーズン最初の3戦(オーストラリアグランプリでの優勝を含む)で表彰台に立ったが、最近の2レースは5位に終わっている。
また、現在ドライバーズランキングでは83ポイントで5位につけており、4位のランド・ノリスと同ポイントだ。
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