サインツ「このレースで優勝できたはず」

carlos sainz, max verstappen

フェラーリのカルロス・サインツはマイアミグランプリを終え、自身にとって何もかもがうまくいかなかった1日を振り返った。
彼はフィニッシュライン4位で通過したが、レース後にタイムペナルティを科されて5位となった。
しかし、戦略を少し調整すれば、レースに勝てたと感じていたようだ。

3番グリッドからスタートしたサインツは、素晴らしいスタートダッシュを決めた。
チームメイトのシャルル・ルクレールを抜いた後、レースリーダーのマックス・フェルスタッペンに迫る体勢を整えていた。しかし、レッドブルのセルジオ・ペレスが目の前を真っ直ぐに横切ったため回避行動を取った後、サインツは4位に後退した。

フェルスタッペンとルクレールは1回のみのピットストップのために早い段階でピットイン。
サインツはマクラーレンのオスカー・ピアストリの後ろ、最終的に優勝したランド・ノリスの前で2位になった。
しかし、次の不運が訪れた。
フェラーリはレースリーダーのピアストリと同じラップでサインツをピットインさせたが、それはセーフティカーが呼ばれる1周前だった。

「今日は本当に良いスタートを切ることができ、1コーナー2番手に浮上したが、チェコ(ペレス)が魚雷のようにやってきて、僕たち全員を巻き込みそうになった。僕たちは回避行動を取り、そのために順位を失った」とサインツは語った。

「僕が言ったように、ペースは良かったんだ。もう1周伸ばせていれば、ランドのようにこのレースで優勝できていただろう。セーフティカーの1周前にピットインしたし、当時はランドの前にいたから、またしてもそこでもどかしい思いをした」

サインツは再スタート後も、ピアストリの後ろにいたが、ハードタイヤで十分なペースを持っていた。
ピアストリに何周もの間オーバーテイクを試み、表彰台のチャンスが遠のいていくのを見た。

二人は17コーナーで何度も接近戦を繰り広げ、サインツは外に押し出されてしまう。

彼はコース外に追いやられたと感じたようだが、スチュワードからは何の連絡もなかった。
そこでサインツは再び17コーナーで別の動きを試み、その際にピアストリと接触。
彼はその位置を取り、コースを駆け上がったが、表彰台に追いつくには遅すぎた。

MIAMI, FLORIDA - MAY 05: Oscar Piastri of Australia driving the (81) McLaren MCL38 Mercedes leads
ピアストリとのバトルで表彰台を逃したサインツ

サインツとピアストリの戦いは、結局、サインツにマイアミで表彰台に上がるチャンスを失わせた。

そして、さらに不幸なことに、スチュワードがレース後の接触を調べ、最終的にはサインツに衝突の責任があるとして、サインツはタイムペナルティを科されてしまった。

「スタートにもどかしさを感じ、セーフティカーにももどかしさを感じ、オスカーにももどかしさを感じた。彼は僕たちをコースから追い出し、接触した」とサインツはレース後に語った。

「そして、僕はオーバーテイクをするために攻撃的にならなければならなかった。なぜなら、今週末は何らかの理由でオーバーテイクをするのに苦労していたからだ。17コーナーで突っ込んで、そこから最後までいいペースだったが、ただ遅すぎた」

かつてのチームメイトであるノリスが初優勝を飾ったことについて、彼はこう語った。
「ランドへのお祝いをしたい。心から嬉しいことだ!彼は長い間優勝に値していたし、今日は彼の日だった。僕のレースを振り返ると、逆のことが言えると思う。今日は僕の日ではなかった」

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Carlos Sainz walked away from the Miami Grand Prix with a sense of what might have been on a day where nothing quite went right for the Spaniard. He crossed the line fourth, which became fifth after being handed a post-race time penalty – but felt he could have won the race, with one small tweak to his strategy.

Starting third, Sainz had a mega getaway and was well placed on the outside to make a run at race leader Max Verstappen having already nipped past his team mate Charles Leclerc. But after taking avoiding action when Sergio Perez’s Red Bull scythed straight across in front of him, Sainz dropped down to fourth.

That became second on the road when Verstappen and Charles Leclerc pitted early for their one and only stop, behind Oscar Piastri’s McLaren with eventual winner Lando Norris behind. But then came the next slice of bad luck – Ferrari calling Sainz in on the same lap as race leader Piastri, one lap before the Safety Car was called.

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