ペレス、Q2敗退「本当の悪夢だ」

シンガポールGPの予選Q2で敗退したレッドブルのセルジオ・ペレスは、週末を好調にスタートしたにもかかわらず、「本当の悪夢」を経験した。

バクーで行われた前回のレースでは、セルジオ・ペレスが中国グランプリ以来初の表彰台獲得に近づいていたが、最終周の1つ前でフェラーリのカルロス・サインツとの接触があり、リタイアを余儀なくされた。

シンガポールに到着したペレスは、より良く機能しているように見えたレッドブルのマシンで勢いを維持できることを期待していたが、土曜日の予選でQ2敗退という結果にすぐに落胆した。

「本当の悪夢だ」 とペレスは土曜日のシンガポールでのQ2敗退後に述べた。

「Q1では良い進歩を見せたんだけど、Q2ではタイヤに何か変なことが起きた。特にリアアクスルで、タイヤをすぐにウィンドウに入れることができなかった」

「それに本当に苦労して、とても難しかった。マシンのバランスに少しの影響があっただけで大きな違いが出てしまい、残念ながら敗退してしまった」

「簡単な週末ではない。昨日と比べてポテンシャルを失ったと思うから、分析しなければならないことがたくさんある」

シンガポールでグリッド13番手につけたペレスは、日曜日のレースでオーバーテイクすることが非常に難しいことを知っており、慎重な姿勢を見せている。「ここではオーバーテイクが非常に難しいから、明日は厄介なレースになるだろう」

「繰り返しになるけど、明日の目標はポイントを獲得して、ダメージを最小限に抑えることだ」 と彼は付け加えた。

シンガポールグランプリのスタートを前に、彼はドライバーズランキングでジョージ・ラッセルと同ポイントで8位につけている。

【関連記事】

ホーナー、リカルドを称える：「単なるドライバー以上の存在」