フェルスタッペン、ポールポジションを獲得したことに驚き
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、マイアミ・インターナショナル・オートドロームでのスプリント予選でポールポジションを獲得したことに驚きを隠せなかった。
2週連続でスプリント方式が採用され、ドライバーはSQ1とSQ2ではピレリのミディアムタイヤを使用。
SQ3ではソフトタイヤに移行する必要があったため、微妙なバランス調整が求められた。
フェルスタッペンは後になって、特にポール争いの中で、セッション全体を通してタイヤを最大限に活用するのに苦労したと認めたが、それでも1分27秒641の最速タイムを叩き出した。
今シーズン初のスプリント予選ポールについて、そして午後のセッションがどのように展開したかについて聞かれたフェルスタッペンは、次のように答えた。
「正直なところ、かなりひどい感じだった！」
フェルスタッペンは、中国でのスプリント予選でポールを逃したが、マイアミのスプリント予選ではポールポジションを獲得した。
「分からないけど、たぶん最後のセッションではタイヤを上手く動かすのが信じられないくらい難しかったんだ。SQ2でも良い感触がなかった。SQ3では、僕にとっては同じような感じだったと思う。ソフトでもあまり良くならなかったけど、なぜかポールポジションを獲得出来た」
「もちろん、喜んで受け止めるけど、何らかの理由でドライブしていて本当に楽しいとは感じなかった。練習では本当に良い感じだったし、とても快適で自信があったんだけど、予選ではそうでもなかった」
続いてフェルスタッペンは、前回の中国でスプリントレースのポールを獲得したランド・ノリスとマクラーレンがSQ3でソフトタイヤに切り替えたときに失速したこと、そしてセッションが終了したときのフィールドの接近具合について、どう思うかを尋ねられた。
「練習セッションの後、ポール争いができると確信していたが、予選ではそうは見えなかった。最後の周回で他のクルマに何が起こったのかわからない」
フェルスタッペンがスプリントのポールを決めた瞬間
フェルスタッペンのチームメイトであるセルジオ・ペレスは、決定的なSQ3セグメントでの自身の困難な走行を嘆きながら、さらに1/10秒遅れの3位に終わった。
「ソフトタイヤでの1回限りのショットなので、クルマがどうなるかは少しの運次第だと思う…ソフトでは進歩がない」とセルジオ・ペレスは述べた。
「残念ながら、理想的ではなかったから、そこでは少し手を焼いた。しかし、明日はそれを解決できることを願っている。こういう時に最も重要なのは、スプリントで最大のポイントを取ること、そしてレースに集中すること」
「特に明日に向けて、正しい方向に進んでいると思う。うまくいけば、より強いレースペースが見られるだろう」
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