トト・ヴォルフ、ベッテルの存在を無視することはできないと認める
メルセデスのチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、来年からのシート候補を考える上で、セバスチャン・ベッテルのようなドライバーを無視することはできないと認めた。
だが同時に、決定を下すにはまだ少し早すぎると強調している。
セバスチャン・ベッテルは今週、来シーズンからF1に復帰する可能性を排除していないことを示唆した。
ただし、勝てるマシンを手にできることが条件で、ベッテルは、メルセデスのチーム代表であるトト・ヴォルフをはじめ、グリッド上の他のチームとも既に協議を開始している。
今週末の日本グランプリで、ベッテルとの関係を聞かれ、2025年シーズンからルイス・ハミルトンの後任として彼を起用するかどうかについて、トト・ヴォルフは次のように答えた。
「セブ(ベッテル)とは長年の友情があり、私たちはあらゆることを話し合っている」
「セブは、ポルシェとルマンで、あるいはF1に戻ることで、レースに復帰する可能性がある。私は彼にとって良いパートナーであろうとし、自分が考えていることを彼に伝えている。そして、我々のチームの名を無視することが決してできないのは明らかだ」
日本グランプリのプレスカンファレンスでトト・ヴォルフは後に次のように付け加えた。
「セブは、決して無視できない存在だ。彼の実績は驚異的であり、休憩を取ることは、何が重要かを再評価し、モチベーションを取り戻すためにも良いことかもしれない」
「以前にも言ったように、私たちはまだ決定を下していないし、今後数週間のうちにそうする予定もない」
「ドライバー市場は常に動いてる。一部の非常に優れたドライバーが他のチームに獲得される可能性があることはわかっている。我々はこれらの議論を続け、選択肢を開いたままにしておきたいと考えている」
「しかし今の段階では、若いドライバーにせよ、経験豊富なドライバーにせよ、コミットするにはまだ早すぎる。今後数ヶ月で、より多くのアイデアが得られるだろう」
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