トト・ヴォルフ、アントネッリに感銘を受ける

メルセデスのチーム代表であるトト・ヴォルフは、金曜日のモンツァでのFP1でのキミ・アントネッリのクラッシュを全く気にしておらず、アントネッリにはF1で走るのに十分な才能があると確信していると断言している。

金曜日のモンツァで、アンドレア・キミ・アントネッリはイタリアGPでのFP1セッションに、ジョージ・ラッセルのメルセデスのステアリングを握って参加。セッション開始直後にベストタイムを記録したアントネッリは、その後最終コーナーに速度を出しすぎて進入するミスを犯し、クラッシュを引き起こした。

わずか10分間の走行後に歩いて戻ることになったアントネッリは、FP1を早々に終えることになったが、トト・ヴォルフは十分に見たと言った。「最初の10分間で見たものは気に入った。スピードはあるが、彼はプッシュしすぎた」と、トト・ヴォルフは金曜日のモンツァでのアントネッリのパフォーマンスについてCanal+のマイクで認めた。

「彼は最初から最速だったが、その結果、クルマが彼の望むことをできなくなってしまった」

同僚のローラン・デュパンがなぜアントネッリにはF1で明るい未来があると確信しているのかと尋ねたとき、トト・ヴォルフは次のように答えた。「私は彼のカートデビュー以来の軌跡を見てきた。彼は才能と性格の両面で並外れた若者だ」

複数の信頼できる情報源によると、メルセデスは土曜日のモンツァで、アンドレア・キミ・アントネッリが2025年シーズンからジョージ・ラッセルと共にレギュラードライバーになることを、ファンの前で発表する予定だとのことだ。

【関連記事】

• 【イタリアGP FP2】ハミルトン、ノリスをわずかに上回る – Shiga Sports
• 【イタリアGP FP1】フェルスタッペンが最速タイム – Shiga Sports
• ラッセル、アントネッリについて「F1ドライバーになる運命だ」 – Shiga Sports
• トト・ヴォルフ、ウィリアムズにシューマッハの起用を望む – Shiga Sports
• アントネッリ、イタリアGPのFP1にメルセデスから出走 – Shiga Sports