トト・ヴォルフ、フェルスタッペンの決定を待つ
メルセデスのチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、2025年シーズンからルイス・ハミルトンの後任を発表する決定を下す前に、マックス・フェルスタッペンが自身の将来について何を決めるのかを待っていることを認めた。
今年初めに、ルイス・ハミルトンが2025年にメルセデスを離れてフェラーリに移籍するという衝撃的な発表があって以来、トト・ヴォルフはメルセデスのシートを埋めるドライバーを探している。
最近では、2028年までチームと契約しているレッドブルのドライバー、マックス・フェルスタッペンがメルセデスに加入することに興味を持っているとの噂があった。
だがフェルスタッペンはすでに何度も、現在の契約を破棄してメルセデスに加入する意思は全くないと表明している。
フェルスタッペンのこうした発言にもかかわらず、トト・ヴォルフは、2022年以降グリッド上で最も成績の良いドライバーであるフェルスタッペンに明らかに興味があることを示している。
しかしながら、レッドブルを離れるかどうかの決定は、マックス・フェルスタッペンにしか下せないと認めた。
先週末のマイアミで、ヴォルフは再び、ハミルトンの将来の後任を選ぶ前に、マックス・フェルスタッペンが何を決めるのかを待っていると述べた。
「(ドライバーとの)ミーティングはたくさんあるが、2番手のドライバーについてはあまり詳しく言えない」と、トト・ヴォルフは答えた。
「可能性についてはすでに話したと思う。しかし、私はこれらのドライバーたち全員に公平でありたいと思っていて、人間をチェスの駒のように扱っているという印象を与えたくない。私たちはそんなことはしていないからだ」
「私たちは時間をかけて、マックスが何を決めるのかを見守り、同時に他のドライバーを見守りたいと思っている。カルロス(サインツ)はマイアミでもかなり強かったから、私たちは今、少し観察モードになっている」
「以前にも言ったように、もし私が彼(マックス・フェルスタッペン)なら、少なくとも2025年には離れないだろう。しかし、すべては彼の…彼は(ドライバーズチャンピオンシップで)リーダーであり、現在最高のドライバーであり、だからこそ、これらの決定を下すのは彼次第なんだ」
「もしかしたら決定はないかもしれない。もしかしたら以前と同じように続くかもしれないが、それも私たちにとっての指針になる」
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