角田裕毅「彼にはペースがあった」デ・フリーズを称賛
角田裕毅はアルファタウリの新しいチームメイトのダニエル・リカルドとの仕事を楽しみにしている一方、チームを離れる友人のニック・デ・フリースに敬意を表し、彼と一緒にした仕事からどれだけ学んだかを明かにしている。
ピエール・ガスリーがアルピーヌに移籍した後、デ・フリースは2023年シーズンに向けてアルファタウリと契約した。しかし、ルーキーシーズンではポイント獲得に失敗するなど厳しいスタートを切った後、元フォーミュラEチャンピオンから引退する決断が下された。
リカルドはレッドブルからレンタルで加入し、今年初旬にはリザーブドライバーを務めた。マクラレーンを去った2022年シーズンの終わりに、彼は半年ほど戦線離脱していたが、8度のレース優勝者がブダペストのグリッドに復帰する。
ドライバー交代について角田は次のように述べた。「彼のことをよく知らないが、今年初めにマイアミで一緒に撮影して楽しい一日を過ごした。」
「とても優秀で経験があるドライバーがチームメイトにいることで恩恵を受けるだろう。私は彼から多くのことを学ぶことができ、チームに何かをもたらし、車の開発を前進できることを期待している。」
また角田はこのようなことを付け加えた。「ニックとともに過去10戦、楽しい時間を過ごせたと言いたい。私は彼から学び、そしてサーキットから離れても楽しい時間を過ごした。」
「彼は他のカテゴリーでも豊富な経験があり、彼の知識に基づいたいフィードバックをチームに与えてくれた。彼のペースがあり、私は友人として彼との時間を楽しんだ。」
現在アルファタウリは、ハンガリーに向かうコンストラクターズランキングでは最下位だが、パフォーマンス向上を目指して角田は、彼らのカーに合うと予想されるトラックにアップグレードを導入する予定を明らかにした。
「今週末、ハンガリーでのレースに向けて、前回のレースよりさらなるアップグレードをしている。」と角田は明らかにした。「ブダペストは過去2レースと完全に異なるコース特性を持っており、高速コーナーよりも低速コーナーの方が我々のカーに合うはずだ。」
「私はこのトラックが好きだ。テクニカルで挑戦的、そしてとても楽しい。2021年、私の最初のF1レースはとても混沌としていて、16位スタートから6位でフィニッシュしたので良い思い出だ。私は楽観的で、すべてのレースを何が起こる可能性がある新しい機会として扱っている。」
「チームとして、私たちは前進して可能な限りクルマを開発することに大きな意欲がある。私の考えでは、ここ数レース、特にシルバーストンで完全にリセットされ、前向きな気持ちになっている。」