フェルスタッペン、2024年にF1での将来に疑問を感じたことを認める
先週末のラスベガスGPで4度目のF1ワールドチャンピオンを獲得したレッドブルのマックス・フェルスタッペン。しかし、外見とは裏腹に、シーズンは決して楽なものではなく、一時期F1での将来を再考したことを認めた。
マックス・フェルスタッペンはレッドブルのマシンで4連覇を達成し、F1の伝説にさらに名を刻む偉業を成し遂げた。しかし、今シーズンはトラック上で手強いライバルたちと戦うだけでなく、チーム内での政治的な戦いにも直面した。クリスチャン・ホーナー(チーム代表)を巡るスキャンダルや、ヘルムート・マルコ(レッドブル特別アドバイザー)の退任噂は、チームにに波紋を投げかけた。
「毎年、『あとどれくらいこれを続けたいのか?どこでやりたいのか?どうやってやりたいのか?』という考えが頭をよぎる」
「もちろん、プライベートでも色々なことが起きる。ドライバーとしての生活でも、常に対処し、考えなければならないことがある。でもそれは問題ない」
「一般的に、僕はこの件についてかなりリラックスしている。プライベートとドライバーとしての生活を分けることは本当に重要だからだ。でも、自分が何をしたいのかについて、そういう考えが頭に浮かぶのは当然だと思う」
レッドブルへの恩を語ったフェルスタッペン
フェルスタッペンは2024年のレッドブルの状況が時に「混乱していた」と認めながらも、これらの課題がチームとの関係を強化したと主張。年間を通じて乗り越えた障害が絆を強めたと強調した。彼の名前は一時、ルイス・ハミルトンの後任を探すメルセデスの候補としても挙がっていた。
「同時に、僕は急進的な決定を下す人間でもない。そして今の環境で単純に幸せなんだ」と続けた。
「チームに対して非常に忠実だ。F3から引き上げ、F1のシートを与え、その後何年もの間、チームの重要人物たちと感情を共有してきたことに、もちろん感謝している」
「困難な時期には、さよならを言い、忘れたり、無視したりするのはすごく簡単だ。しかし、それらに立ち向かい、共に経験し、対処し、前進しようとし、再びパフォーマンスと楽しさに集中することの方がはるかに重要だと思う」
「結局、それが最も重要なことなんだ。楽しくなければ、続ける意味はない」とフェルスタッペンは締めくくった。
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