フェルスタッペン、ポールポジション獲得でクレイジーなレースに備える

マックス・フェルスタッペンは、サウジアラビアGPでは自身初となるポールポジションを獲得し、自信をもって予選に臨むことができたのは、一夜にしてレッドブルのマシンが改善されたおかげだと語った。

フェルナンド・アロンソとジョージ・ラッセルに次ぐ3番手で木曜日のFP2を終えたフェルスタッペンは、金曜日の予選では”かなりタイトな戦い”になるだろうと予想していた。

しかし、フェルスタッペンは終始安定した走りを見せ、Q3では1分27秒472を記録して2番手のシャルル・ルクレールにコンマ3秒差をつけてポールポジションを獲得した。

これにより、フェルスタッペンはキャリアで初めてジェッダ・コルニッシュ・サーキットで1番手からスタートすることになる。

フェルスタッペンは予選を振り返り、次のように語った:。「とてもいい1日だった。一晩でマシンを少し改良したことで、高速コーナーを攻める自信がついた。」

「今日はクルマのフィーリングがとても良かった。特にQ3の最初のラップはとても満足のいくものだった。」

「2021年の失敗したラップに近い感じだった!すごく良かったし、すごく楽しかったし、クルマの挙動もすごく良かった。」

3年前にF1カレンダーに加わって以来、ジェッダ・コルニッシュ・サーキットはいくつかの波乱に満ちたレースを提供してきた。フェルスタッペンは土曜日のグランプリに向け、RB20がこのサーキットでどのようなパフォーマンスを発揮できるかについて自信を持ち続けているものの、この点については慎重な姿勢を見せている。

「このサーキットでは過去にもクレイジーなレースがたくさんあった。」

「明日のレースではマシンがうまく機能すると確信している。」

昨年のサウジアラビアGPで優勝したフェルスタッペンのチームメイト、セルジオ・ペレスは3番グリッドからレースをスタートする。ペレスは、もっといいポジションが取れたのではないかと思っていただけに、少しがっかりしているようだ。

ペレスは予選後、「最終ラップであまりペースが上がらなかったから、2番手を逃したんだと思う。全体的には、マックスは素晴らしいラップをしたと思う。」と語った。

「でもフロントローに並ぶことは可能だったと思う。明日は長いレースだし、何が起こってもおかしくない。」

レッドブルの後ろにいるいくつかのチームとの間には微妙な差があり、ペレスはレース当日のバトルを期待している。

「かなり面白くなるだろうね。長くて楽しいレースになるだろうし、たくさんのアクションがあると思う。明日はとても面白いバトルになるだろう。」

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