フェルスタッペン、イモラでの勝利に大喜び
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、エミリア・ロマーニャグランプリでの苦闘の末の勝利に「信じられないほど満足している」と語った。
フェルスタッペンは、週末の早い段階でのトラブルから立ち直り、ランド・ノリスの猛追を振り切って優勝を飾った。
ポールポジションから好スタートを切ったフェルスタッペンは、レースの大半で1位を無難に走れるかに見えた。
しかし、終盤にタイヤの性能が落ち始めると、ノリスがフェルスタッペンに大きく迫った。
トップ争いの激戦が予想される中、ノリスもグリップ不足に悩まされ、フェルスタッペンはチェッカーフラッグが振られるまで耐え抜き、わずか0.725秒差でマクラーレンの前でゴールラインを通過した。
クルマから降りた後、レースを振り返ったフェルスタッペンは、2024年シーズン5勝目となる今回の勝利が容易ではなかったと説明した。
「レース全体を通して、最初は差を広げるためにフラットアウトで走り続けなければならなかったと思う」
「ミディアムタイヤではかなり強かったが、ハードタイヤではマネージメントがやや難しかった。特に最後の10~15周はね」
「グリップがまったくなくなって、本当に滑っていた。ランドが迫ってくるのが見えた。タイヤが機能しなくなったときにフラットアウトで走るのは非常に難しい」
「失敗は許されなかった。幸いにもミスはなく、もちろん今日ここで勝ててすごくうれしいよ」
フェルスタッペンは、金曜日の練習走行でバランスを見つけるのに苦労し、予選でポールポジションを獲得し、レースでも優勝するまで回復するなど、ジェットコースターのような週末を過ごした。
イモラでの週末の初めにいくつかの問題に直面。
そしてノリスの終盤の追い上げにもかかわらず、フェルスタッペンはリードを守り抜いた。
これをどのようにチームでマネジメントしたのかと問われたフェルスタッペンは次のように語った。
「マシンを大幅に変更した。レースに向けて多くの情報がなかったので、ハードタイヤではやや難しかったのかもしれない」
「しかし、週末の初めからここまで来て、ポール・トゥ・ウィンを獲れたことは信じられないくらい嬉しい。それを胸に刻もう!」
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