ピアストリ、バルセロナテスト最終日に前進
オスカー・ピアストリは、バルセロナのカタロニア・サーキットで行われたプレシーズンテスト最終日に、ようやく本格的な走行機会を得て前向きな一日を締めくくった。
今回のテストでピアストリが走行した周回数は、合計128周。その多くを占めたのが最終日で、午前中だけで80周、約372kmを走破している。それまでのテストは決して順調とは言えず、木曜日には燃料システムのトラブルにより、ほとんど走行できない状況に見舞われた。テスト4日目終了時点での走行距離はわずか48周にとどまり、最終日にかかる期待は大きかった。
迎えた最終日、ピアストリはチームメイトのランド・ノリスと走行プログラムを分担し、午前のセッションを担当。安定した走行を重ね、テストを前向きな形で終えることに成功した。
走行後、ピアストリは次のように振り返っている。
「今日はいい一日だった。これだけ周回を重ねられて良かったよ。最初の2日間と比べても、かなりスムーズな一日だった」
さらに、2026年型マシン「MCL40」への理解が深まったことを強調した。
「いいリズムをつかめたし、このクルマがどんなフィーリングなのか、ようやく実感できた。もちろんポジティブなことだ。異なるコンフィギュレーションやあらゆる設定を試して、レースウィークエンドで必要になる要素を探ることができた。かなり実りのある午前中だったと思う」
一方で、課題も明確になっている。
「学ぶべきことはたくさんある。特にパワーユニットについては、どうすれば最大限のパフォーマンスを引き出せるのか、どうすれば最速で走れるのか、まだ課題が多い。ただ、いくつかの問題点は理解できたし、どこが限界なのかもわかってきた。クルマ全体としても、これまでとは違う部分がいくつかある。昨年よりもダウンフォースが大きく減っていて、その変化に順応する必要があった。それが、今回特に重点的に取り組んだポイントのひとつだ」
そして、次回バーレーンでのテストに向けて、次のように締めくくった。
「今回のテストはかなり入念に準備してきたので、大きなサプライズはなかった。これから、想定通りに機能した部分と、そうでなかった部分の両方を分析していく。変更が必要な点についても作業を進めていくつもりだ」
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