フェルスタッペン、ニューウェイの気持ちに理解を示す
マックス・フェルスタッペンは、エイドリアン・ニューウェイに今後もレッドブルに残ってほしかったが、ニューウェイの決定を非難したくないと考えている。
マイアミグランプリの前日、エイドリアン・ニューウェイが、約20年間を過ごしたレッドブルから2025年第1四半期に離脱することが発表された。
レッドブルでの在籍中、ニューウェイはチームのさまざまな成功において重要な役割を果たし、F1の同世代で最も偉大なエンジニアの1人と広く考えられている。
エイドリアン・ニューウェイの決定についての見解を聞かれたレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ニューウェイの選択が完全に理解できると語った。
「もちろん、エイドリアンに残ってほしかったが、結局のところ…エイドリアンにも言ったんだけど、彼は自分にとって最善だと思うことを選ぶ必要がある」
「自分自身のことを考えて、自分や家族のために正しい決断を下すことが非常に重要だと思う」
「僕も彼を責めたりはしないよ…誰かが他の目標や人生の他のことを追求するために去りたいのなら、それは良いことだからだ」
ニューウェイの離脱によって2028年まであるレッドブルとと契約について自身のチーム内での将来について考え直したかどうかを尋ねられたフェルスタッペンは次のように答えた。
「いや、今のところはない」
「以前にも言ったように、常に最速のクルマを持つことが重要だと思う。それによって、何が正しいかをもっと簡単に考えることができるからだ」
「結局のところ、僕たちには(レッドブルに)非常に強力な人材がいる」
「彼らは何をすべきかを知っていて、チームにとっての自分たちの価値を知っていて、現在のクルマでの成功にどれほど重要だったかを知っている。僕たちは単に働き続けるだけだ」
ライバルチームから魅力的なオファーがあった場合、レッドブルを離れる用意があるかどうかをより具体的に聞かれたフェルスタッペンは、自分にとってお金の問題では決してないと強調した。
「結局、僕にとってはお金の問題ではない。僕はチーム内ですでに持っているものにとても満足している」
「最速のクルマと適切な環境を持つことが本当に重要だ。それが僕たちが現在持っているものであり、僕が求めたものでもある。環境が良好で、最速のクルマがある限り、それはかなりシンプルなんだ」
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