アルボン、ウィリアムズがマイアミで強さを発揮することを期待
アレックス・アルボンは、中国グランプリでも再びポイントを逃したが、次のマイアミではウィリアムズがより良い結果を出せると確信している。
アルボンは2023年のように、シーズン後半にチームが復調することを期待している。
上海インターナショナルサーキットでは、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)を抑えて12位でレースを終えたものの(14位スタートから順位を上げた)、結局ポイントを逃してしまった。
56周のレース後、グランプリ中に順位を上げたことについて問われたアルボンは次のようにコメントした。
「そうだけど、リタイアが多かったからね。まあまあのレースだったと思う。結果は僕たちの実力通りだった」
「あのセーフティカーが僕たちにとって有利だったのか不利だったのかわからないけど、ここは僕たちに合うコースではなかった。マイアミではもう少し強くなれるといいんだけど」
チームメイトのローガン・サージェントは週末中に「希望するものとは大きくかけ離れている」と示唆していた。
アルボンは、チームはこの問題への取り組み方は理解しているものの、改善には時間がかかるかもしれないと認めた。
「僕たちは理解しているが、すぐに解決策が出るわけではない」と彼は説明した。
「いくつかのことが必要で、いくつかのアップグレードが良い方向に進み、うまく機能すれば、もっと競争力を発揮できると思う」
「マイアミではもっと競争力を発揮できると思う。サーキットの特性上であって、他の理由ではない。昨年の序盤は厳しかったが、その後巻き返したように、うまくいくことを願っている」
一方サージェントにとって上海での午後のレースは波乱に満ちたものだった。
サージェントは、マシンに変更が加えられたためピットレーンからレースをスタートし、バーチャルセーフティカー、その後2回のフルセーフティカーが中盤に入るという慌ただしいグランプリで、すぐにレースの渦中に巻き込まれた。
こうした中、サージェントはセーフティカー中にニコ・ヒュルケンベルグをオーバーテイクしたとして10秒のタイムペナルティを科された。
このインシデントはヒュルケンベルグがピットレーンを出るタイミングで起きた。サージェントは17位、最下位でレースを終えた。
「正直、レースの前半はかなり良かった」とサージェントは振り返った。
「特にミディアムタイヤでは、本当に良いウィンドウにいるように感じた。かなり良いポジションにつけていたと思う」
「しかしハードタイヤに履き替えた途端、すぐにタイヤが劣化し、その時点から本当に苦しんだ。間違いなく厄介な週末だったが、良い瞬間もあれば悪い瞬間もあった。次に向けて何を学べるか見てみよう」
「セーフティカーの件でのペナルティについては、50メートルも離れているのに、ドライバーがあのラインをどうやって見るんだ。でも僕の目線では、先にラインを越えたと思ったんだ」
それでも、サージェントは故郷マイアミでのレースを前に、週末の良かった点から自信を得ている。
「最近はたくさんの良い瞬間があったと思うが、あまり良くない瞬間も多すぎた」と彼は認めた。
「解決は可能だと思うし、チームとしてそれを反省して、前に進んでいきたい」
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