アルボン「マイアミは最も困難なレースの1つだった」
ウィリアムズにとって、マイアミ・インターナショナル・オートドロームでの週末は残念なものとなった。
地元のヒーローである、ローガン・サージェントのリタイアに続き、アレックス・アルボンが最後尾でレースを終えたのだ。
アルボンは、先週末の57周のレースで最初にピットインしたドライバーで、10周目にフレッシュタイヤに交換。
だが終盤にタイヤを温存するのに苦労し、17コーナーでロックアップを起こし、再度ピットインを余儀なくされた。
アルボンは最終的に19位でフィニッシュ。
サージェントをリタイアさせた責任があるとしてハースのケビン・マグヌッセンにペナルティが科されたことにより、チェッカー後、アルボンは18位に浮上した。
レース後、アルボンは「週末を通して苦戦していた。スムーズな週末ではなかった。間違いなく、チームで経験した中で最も困難なレースの1つだった」と嘆いた。
アルボンは、後半のロックアップについて説明を求められ、次のように語った。
「ここは路面外が非常に汚れている。タイヤに汚れがつくと、ブレーキをかけたときにロックアップしてしまう」
一方サージェントは、28周目の2コーナー付近でのマグヌッセンとの接触により、3コーナー出口でバリアに滑り込んでリタイア。
セーフティカー導入の理由になったことについて、次のように語っていた。
「ホームレースの週末をこのような形で終えてしまったのは非常に残念だ」
「それでも、ポジティブな週末だったと思う。今週末はほとんどすべてを出し切ることができたと感じている…少し不足していた部分もあるが、それらを受け止めて、区切りをつけて前に進むだけだ」
主なポジティブな点は何だと感じたかと尋ねられ、次のように付け加えた。
「スプリントレースで(10位に入賞し)、予選ではQ2進出まであと僅かだったことは今後に向けてのプラスになるだろう。あとは、そのほんの少しを見つけるだけだ」
アルピーヌのエステバン・オコンの10位フィニッシュでシーズン初ポイントを獲得したことで、ウィリアムズはキック・ザウバーと並び、2024年シーズンでまだポイントを獲得していないチームの1つとなっている。
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