角田の大きな前進にエンジニアたちも感銘を受ける
RBのエンジニアたちは、角田裕毅が2024年に大きな進歩を遂げたと信じており、チーム代表のローラン・メキースは、角田が「ステップアップ」している様子を称賛した。
角田はオーストラリアでの確実なドライブで8位でフィニッシュ。
今年初のポイントを獲得した。また、レース後にフェルナンド・アロンソへと科されたペナルティにより7位に繰り上がった。
23歳の角田は、2024年の早い段階で目に見える進歩を見せており、特に日本でのホームレースを今週末に控え、鈴鹿のトラックでその勢いを維持することを期待している。
来年はレッドブルのシートが空く可能性があることから、ドライバー市場は過熱している。
2023年にダニエル・リカルドの代役として非常に良いパフォーマンスを見せたリアム・ローソンは、角田にとって脅威となっているだろう。
もちろん現時点で称賛を集めているのは、トラック上での活躍を見せている角田だ。
メキースは、角田がメルボルンで成し遂げたことを称賛している。
「中盤でトップに立つことと、ポイントを獲得することは別のことだ」
メキースはポッドキャスト”F1 Nation”でそう語った。
「今週末はできることはすべてやったと思う。裕毅はFP1でコースに出たときからレースを走りきるまで、素晴らしい走りを見せてくれた。とても力強く、とてもスムーズで、とても落ち着いていた。おかげでポイントを獲得できたし、ストロールにも近づく可能性を見せてくれた」
またメキースは、角田の今シーズンの進歩についてさらに質問され、RBのエンジニアたちも角田がステップアップしたと言っているかどうかを尋ねられた。
「そうだね、彼らは間違いなくそう言っている」とメキースは答えた。「裕毅は今、良い状態にある。レースへのアプローチ方法、クルマの中での冷静さ、そして彼は大きなステップを踏んでいる」
日本グランプリの期間中、シガスポーツは新チーム代表のローラン・メキースへの独占インタビューの予定を組んでいる。
彼のF1キャリアと、角田がチームを率いて目標を達成するためにどのように前進できるか、など質問をするつもりだ。
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