アルボン、クラッシュ後のウィリアムズの部品不足を懸念
今週末の日本GP(グランプリ)でレース開始直後の1周目にクラッシュに巻き込まれたウィリアムズのアレックス・アルボン。
オーストラリアと鈴鹿での2週間の複雑な週末を経て、チームが深刻な予備部品不足に陥り始めていることを隠せない様子だった。
オーストラリアGPでは、週末の初めにアルボンがFP1でクラッシュし、チームが予備シャシーを持っていなかった。
そのため、ウィリアムズは予選とレースで1台のマシンしか走らせないという難しい決断を迫られた。
今週末、日本に到着した時点で、ウィリアムズはまだ予備シャシーを持っておらず、シーズン開始以来のさまざまなクラッシュにより、予備部品が不足し始めていた。
鈴鹿での決勝レースでは、アレックス・アルボンは1周目にRBのダニエル・リカルドと接触。アルボンにとっての日本グランプリはこれで終わってしまい、マシンはかなりダメージを負った。
リタイア後に語ったアルボンは、予備部品の不足に直面して懸念を隠さなかった。
「これは明らかに僕たちに必要なことではない。なぜなら、マシンですでに苦しんでいるからだ」
「チームにとってもどかしいことだ。チームに申し訳ない。僕たちは現在、困難な状況にある」と、アルボンは日曜日の日本GPでのリタイア後、Canal+のマイクを通して語った。
「クラッシュ自体に関しては、僕はソフトタイヤでスタートし、ダニエルはミディアムだった。僕はこの状況を生かしたかったんだ」と彼は付け加えた。
「ダニエルが僕に気づいていないとはっきりわかった瞬間があったんだけど、その時にはすでに近すぎて、クラッシュを避けることはできなかった」
「ここのタイヤバリアはかなり攻撃的だ。だから、これがクルマにさらなるダメージを与える可能性があることを知って、僕は不安になっている。(部品が限られているという事実は)ストレスだが、マシンが(ガレージに)戻ってきたら大丈夫だと思う」
現時点では、このクラッシュでアルボンのFW46のシャシーが損傷したかどうかは不明。
だが、ウィリアムズチームはすでに、中国で予定されている次のレースには予備シャシーを用意できないと発表している。
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