ペレス、レッドブルでの将来は「1ヶ月以内に」決定が下されると予想
セルジオ・ペレスは、来年の契約が切れるため、レッドブルでのF1の将来について1ヶ月以内に明確になると予想している。
ペレスはこれまでにも全く同じ状況に置かれたことがある。
2021年にレッドブルと1年契約を結び、そのシーズンは契約延長の権利を得るために過ごしたのだ。
2020年の終盤にレーシングポイントでのシートを失い、次のシーズンにシートを確保できるかどうかわからないというさらに悪い状況に置かれたこともあった。
ペレスの2024年のこれまでの成績があまりにも良いため、将来について尋ねられたペレスがリラックスした様子を見せたのも頷ける。
ペレスは2022年にミルトンキーンズのチームと2年契約を結んだ。
F1ではいつものことだが、両者のパフォーマンス条項と契約解除条項がある。
結果的に、レッドブルは2024年もペレスを残留させた。
しかしRB19でマックス・フェルスタッペンという大物に立ち向かったペレスは、チャンピオンシップで2位を獲得した。
レッドブルがドライバーズで1-2フィニッシュを果たしたのは初めてのことだった。
ダニエル・リカルドがRBでレッドブルファミリーに復帰し、レッドブルでキャリアを終えたいという野心を隠さなかったこと、リアム・ローソンが控えていること、カルロス・サインツとフェルナンド・アロンソが2025年にフリーとなるドライバー市場があることから、最近は特にレッドブルでのペレスの将来について、潜在的な動きについて多くの噂が飛び交っている。
今年、ペレスは開幕4レースで3回の2位フィニッシュとメルボルンでの5位フィニッシュを収め、ドライバーズランキングで2位につけている。
そしてペレスは、自分の将来がどうなるかがすぐに明らかになるだろうと語っている。
「僕はかなりリラックスしている」と彼は日本でのレース後にSky Sports F1に語った。
「僕の主な焦点はF1にあり、これから何が来ようと、今までこのスポーツでやってきたことに本当に満足している」
「それは時間の問題だと思う。明らかにドライバー市場は活発化していて、今後数週間で確実に多くの動きがあるだろうね。1ヶ月以内に来年何をするのかを本当に知ることになると思うよ」
多くの場合、ドライバー市場は前半戦で盛り上がり、8月の夏休みあたりに発表のクライマックスを迎える。
しかし、ルイス・ハミルトンが2025年にフェラーリへの衝撃的な移籍を発表したことで、今年はずっと早い段階でマーケットに火がついた。
そしてメルセデスの切望されていたシートを空けただけでなく、好調なサインツを方程式に投入したのだ。
サインツは、レッドブルに行き着く可能性が十分にあるドライバーの一人だ。
サインツはレッドブルファミリーの一員としてマックス・フェルスタッペンと共にトロロッソでF1キャリアをスタートさせた。
彼は、2025年のシートを確保するために、パドックのほぼ全員と交渉していることを認めている。
しかしチーム代表のクリスチャン・ホーナーによると、今のところレッドブルの来年のシートは「ペレスのパフォーマンス次第」であり、ペレスは来年もF1に残りたいと望むドライバーのようにパフォーマンスを発揮している。
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