ペレス、1コーナーでのロックアップの原因を説明
レッドブルのセルジオ・ペレスは、マイアミグランプリのスタート時に1コーナーでロックアップをした理由を説明。
コーナーをオーバーシュートしてチームメイトのマックス・フェルスタッペンとの接触を辛うじて回避したと述べた。
シャルル・ルクレールが2番手グリッドからスロースタートを切った後、カルロス・サインツとペレスがポールポジションからレースを先導するフェルスタッペンを追いかけて2番手争いに突入した。
しかし、ペレスは1コーナーで突然ロックアップ。
フェルスタッペンに接触しそうになってレッドブルチームにハラハラする瞬間を引き起こした。
幸いにもこれは回避されたが、このインシデントによりペレスは5位に後退。
ルクレールが2位に返り咲いた。
スタート時の危機一髪の瞬間を振り返り、ペレスは土曜日のスプリントレースの1コーナーでルイス・ハミルトンが遭遇した同様のインシデントを引き合いに出し、グリップ不足が原因だったと示唆した。
「シャルルの内側に飛び込んだ瞬間、ブレーキを踏んだ途端にグリップがまったくないのが分かった。昨日のルイスと同じだ」とペレスは語った。
「ここでは、特に1コーナーに入る時はオフラインでグリップがゼロで、残念ながら僕はかなり苦労させられた」
ペレスは、レースの残りの間もあまり順位を上げることができず、一旦は5位でレースを終えた。
レース後に4位のサインツがオスカー・ピアストリとの衝突で5秒のタイムペナルティを科されたため、後に4位に繰り上がった。
今シーズンの最近のレースで見せたようなペースを出せなかった理由について、ペレスは次のように説明した。
「バランスが少し崩れていたと思う。そこで何が起こっていたのかを検討し、そのためにベストな方法を見つけ、レースから学ばなければならない。今日は確かに良いペースに欠けていた」
困難はあったものの、ペレスはドライバーズランキングで2位をキープ。
しかし、3位のルクレールとは僅か5ポイント差で、プレッシャーが高まっている。
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