ガスリー、イモラでセナへのトリビュートヘルメットを着用
5月17日から19日にかけてイタリアのイモラ・サーキットで開催されるエミリア・ロマーニャグランプリを記念して、アルピーヌのピエール・ガスリーは、アイルトン・セナへの敬意を表したトリビュートヘルメットを着用する。
1994年5月1日にイモラのコースで事故のため亡くなったアイルトン・セナの死後30年を迎えることから、エミリア・ロマーニャグランプリの一環として、多くのイベントと追悼行事が行われる。
これに関連して、ピエール・ガスリーは、イモラのF1グランプリに合わせて公開される予定の撮影の一環として、シルバーストーンでセナの最初のマシンであるトールマンTG183を既にドライブ。
F1第7戦のエミリア・ロマーニャグランプリに向かう前に、ガスリーは、イモラでの週末に着用する予定のトリビュートヘルメットをソーシャルメディアで公開した。
これは、アイルトン・セナの伝説的な黄色と緑のヘルメット(スポンサーを除く)の完全なレプリカだ。
ピエール・ガスリーは自身のソーシャルメディアで次のように述べている。
「イモラで、僕の憧れの一人であり、史上最高のF1ドライバーの一人に敬意を表する。アイルトンの遺産を偲ぶために、特別なセナのヘルメットを着用する」
「彼は、僕のカート時代の初期から大きな原動力の源だった。そして数日前にシルバーストーンで彼の最初のF1マシンをドライブする特権に恵まれた」
「彼のクルマに座って、この特別なヘルメットを被っているのは、信じられない経験と感覚だった。忘れられない感覚と一日になった。これを可能にしてくれた全ての人に感謝したい。次のレースは特別なものになるだろう」
イモラでのレース週末の終了後、このトリビュートヘルメットはF1オーセンティックスによってオークションに出品され、集まった資金はブラジルの子供たちの教育を支援するアイルトン・セナ財団に寄付される。
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