ヒュルケンベルグ、角田との接触の衝撃に備えていたと語る

Nico Hulk Canada
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ハースのニコ・ヒュルケンベルグは、混乱したカナダグランプリの終盤で恐ろしい体験をした。ヒュルケンベルグは、スピンを起こしたVCARBの角田裕毅のマシンにミリ単位で接触しそうになったのだ。

66周目、9番手につけていた角田がモントリオールの8コーナーでマシンのコントロールを失い、グラス横を転がった末、ヒュルケンベルグが9コーナーを加速して抜ける直前にストップしてしまった。ヒュルケンベルグのマシンは角田をわずかに避けることができた。

「正直わからない」とヒュルケンベルグはそのインシデントを振り返った。「反応し、ストップを試み、避けようとした。ごくわずかの差で避けられたはずだ。すごく近かったから、衝突に備えて目を閉じていた。でも何とか幸運にも避けられた」

大惨事寸前を免れたヒュルケンベルグと角田

このようなことがあり、ハースには逃した機会の残る1日となった。レース開始時、ハースは両車にフルウェットタイヤを装着。他車がインターミディエイトを選択した中で、ケビン・マグヌッセンとヒュルケンベルグはそれぞれグリッド14番手、17番手からいったん4番手、7番手につけるなど、チャンスがあった。しかし最終的に、ヒュルケンベルグが11位で無得点、マグヌッセンが12位と予選の格好は変わらなかった。

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マグヌッセンはレース後、最初のインターミディエイト交換でのピットストップが遅れたことにも落胆の色を隠せなかった。

「今日は最大限を発揮できなかった」とマグヌッセンは語った。「レースにはチャンスがあったが、それを活かせなかった。とても残念だ。理解を深める必要がある。今はぼんやりしているが、明らかにチャンスはあった。もっと掘り下げる必要がある」

「ピットストップが1回は非常に遅く、1回はやや遅かった。また、フルウェットからインターへの交換が早すぎて、インターを再び履く必要があり、無駄だった気がする。でも具体的に見直さないと確かめられない。最初の方はチャンスがあったが、何も得られなかった」

「最初の10周はとてもうまくいっていた」とヒュルケンベルグも同意した。「でも路面が乾燥し始めると、また崩れた。でもまあ、それが現状だ。そのシナリオ、リスクは承知の上だった。でも、ミスはなかった」

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ハースはコンストラクターズランキングで7位を守り、ピエール・ガスリーとエステバン・オコン間の内紛に揺れるアルピーヌに2点リードを保っている。

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