マクラーレン、レッドブルのストラテジー責任者を引き抜く

マクラーレンは、現在レッドブルのストラテジー責任者であるウィル・コートニーが、スポーティングディレクターとして近々加入することを発表した。コートニーは、レッドブルで20年間その職を務めてきた。

マクラーレンとレッドブルの戦いがここ数ヶ月トラック上で激しさを増す中、最高の人材を引き付けようとする舞台裏での別の戦いがある。この小さな競争で、マクラーレンはレッドブルのストラテジー責任者であるウィル・コートニーの引き抜きに成功し、彼は今後数ヶ月以内にマクラーレンに加わる予定だ。

「ウィルをマクラーレンに迎えることができて大変嬉しく思う。彼の経験、プロ意識、モータースポーツへの情熱は、F1におけるスポーティング機能を指揮するのに理想的な候補者だ」とマクラーレンのチーム代表アンドレア・ステラは述べた。

「私たちは今、チームとしての道のりの重要な段階に入っている。彼が、勝利とチャンピオンシップを目指して引き続き戦っていく中で、私たちの強力な経営陣に優れた追加メンバーとなることを確信している」

マクラーレンからは具体的な着任日は発表されていないが、ウィル・コートニーは当然、レッドブルを離れた後、いわゆる「ガーデニング休暇」期間を尊重する必要がある。つまり、産業機密の関係上、新しいチームに加わるまでに数ヶ月待つ必要があるだろう。

なお、マクラーレンは現在、コンストラクターズランキングでレッドブルに41ポイントの差をつけてリードしており、残り6戦を残している。

【関連記事】

ホーナー、リカルドを称える：「単なるドライバー以上の存在」