ビン・スライエム、英メディアと決着をつける

FIA会長のモハメド・ビン・スライエムは、英国メディアによる扱いに対する不満を表明した。

アラブ首長国連邦出身のビン・スライエムは、これらの英国メディアが単純に彼を「非難した」と考えており、FIAで投票権を持つのは彼らではないと指摘した。

「英国メディアとそれが私にしたことを見てほしい…彼らは私を非難した」とビン・スライエムはMotorsport.comに語った。

「彼らは私を（何かで）告発したわけではないが、続けている。そして私はそれを気にしてはいない。なぜなら、彼らは自分たちのためにより多くの報道を得たいだけだからだ」

「彼らは私やFIAに対して何の力も持っていない。英国メディアや他のメディアに敬意はあるが、彼らには投票権はない」

「我々は独立した民主的な連盟だ。私を選んだのはメンバーだ。権力は総会にあり、彼らにはない」

「この馬鹿げたことをやめられないだろうか？」

「この馬鹿げたことをやめて、仕事に戻り、スポーツにとって最善のことをすることはできないのだろうか？私は彼らに尋ねたい。彼ら（メディア）がそうしたくないなら、それは彼らの問題だ」

「彼らが私に何をしたか知っているか？彼らは私をより強くした。私は今、より慎重で賢明だ。そして私は（メンバークラブの）支持を得ている。そしてもしメンバーが私を会長から変える時だと決めれば、それは彼らが決めることだ」

「結局のところ、誰が私をこの位置に置いたのか、それは総会であり、メンバーだ。私はこのことについて非常に、非常に明確だ。そしてもし彼らがそれを好まないなら、それは彼らの問題なんだ」

「私はあなたたち（メディア）にあまり回答しないし、反撃もしない。なぜなら時間がないからだ。私はメンバーが望むこと、モータースポーツが望むことに応えるのにとても忙しい」

ビン・スライエム、会長候補と対決できることを望む

2021年12月にFIA会長に選出されたモハメド・ビン・スライエムは、自身の実績を擁護し、FIA会長職に対する対立候補と向き合うことを「とても嬉しく思う」と述べた。

「FIAはより良い形になり、より健全になっている」と彼は付け加えた。「F1チームも強くて健全なFIAを必要としている。なぜなら、誰も統治されていないチャンピオンシップにお金を使いたくないからだ」

「我々はFIAをプラスに戻した。そしてそれは人々を解雇したり削減したりすることではなく、より多くの収益を生み出し、他者と公平に接し、FIAを再配置し改革し、我々のミッションに戻ることによってである」

「もう一つ。誰かが私と会長レースに参加したいなら、私はとても嬉しく思う。我々は民主主義について話した。それは常に民主主義だ。だから私は他の誰かと対決することをとても嬉しく思うよ」

【関連記事】