リバティメディア、CEOのマッフェイが2024年末に退任へ

F1のオーナー企業であるリバティメディアは、CEOのグレッグ・マッフェイが2024年末に退任することを発表した。

リバティメディアの会長であるジョン・マローンがCEOを暫定的に務め、グレッグ・マッフェイは2025年1月1日からアドバイザーの役職に就き、移行期を支援する。

発表によると、マッフェイの指揮の下、リバティメディアはメディア、通信、スポーツ、エンターテインメント分野での主要資産を発展させ、その中にはもちろんF1も含まれている。リバティメディアは2017年初頭にF1を買収した。

「リバティメディアのトップとして過ごしたほぼ20年間は、信じられないほどやりがいがあり、刺激的で、絶え間なく出来事に満ちていた」とマッフェイは述べた。「本日のリバティメディアとリバティブロードバンドに関する発表の後、私の任期中に行われたリバティのすべての買収は、株主がその進展により直接的な関与を持てる構造になった」

「企業構造は最適化され、ポートフォリオ企業は有能な経営陣を擁して強固な立場にある。リバティのような活力ある組織を去ることは決して容易ではないが、これが適切なタイミングだと確信している。ジョン（マローン）、取締役会、リバティの経営陣、企業グループ全体、そして株主の皆様と共に働き、学べたことを大変感謝している」

暫定CEOを務めるリバティメディアの会長であるジョン・マローンは次のように付け加えた。「リバティメディアの取締役会を代表して、グレッグ（マッフェイ）のリーダーシップ、創造性、献身に感謝したいと思う。2005年の就任以来、グレッグはリバティの刺激的な進化の最前線にいた」

「彼は資産基盤を発展させ、最大5つの異なる上場企業を同時に監督しながら、会社を株主にとってより良く、より価値のあるものにした。特に本日の取引発表後、当社はかつてないほどシンプルで焦点を絞ったものとなり、これはグレッグのリバティでの功績ある経歴にとって完璧な締めくくりとなる。グレッグの今後のキャリアでの成功を願うとともに、アドバイザーとしての継続的な支援を嬉しく思う」

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