角田「カナダGPはクリーンなレースだったが、もっと求めたい」

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厳しい予選セッションによりP18からのスタートとなったレッドブルの角田裕毅は、日曜日のカナダグランプリの決勝で冷静かつ安定した走りを見せ、12位でフィニッシュした。ポイント獲得には届かなかったものの、角田はマシンのパフォーマンスと今週末導入されたアップグレードから復調の兆しが見えた。
「今日はペースが良いと感じた、P18からスタートして何ポジションか順位を上げることができた」と角田はレース後に語った。「ミディアムタイヤでは渋滞の中にいて、ダーティエアの中では最大限の力を発揮できなかった。セーフティカーのタイミングも僕たちのレースにとってベストではなかった」
トップ10入りは逃したものの、角田は明確な進歩の兆しを見ていた。「昨日の混乱した一日の後、少なくともクリーンなレースだった。今週末に施したいくつかの改良とアップグレードで、ポジティブな方向に進んでいる」
シーズンがヨーロッパラウンドに入る中、角田は改善に集中し続けている。「これが今日達成できる最善の結果だったが、もっと結果を求めたい」と彼は語った。「チームとのデブリーフィング、リセット、そして次はオーストリアに向かうことを楽しみにしている。オーストリアは僕が本当に好きなトラックだ」
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レッドブルリンクはチームにとってホームレースと考えられており、角田は今後について楽観的だ。「僕の焦点はマシンへの信頼と自信を構築すること。そして、地元オーストリアで良い結果を出せることを願っている」
結果はポイント獲得には至らなかったが、一貫性と自信がますます重要になっている時期において、角田にとって安定した成熟したパフォーマンスを示すものとなった。
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