関西最大級のカーイベント「オートメッセ愛知」が開催

毎年20万人以上が来場する関西最大の自動車イベント「オートメッセ」が愛知で開催され、カーマニアからビジネスパーソンまで、幅広い層の参加者が来場。
国内外の自動車メーカーやパーツメーカーが集結し、最新のカスタマイズカーやカスタムパーツ、アフターパーツなどが展示されていた。
ステッカーやハンドルカバーなどの手に取りやすいアイテムから、レーシングシートやサスペンションなどの本格的なパーツも見ることができた。
展示車両も非常にユニークなラインナップとなっており、軽トラックからスーパーカー、ポルシェ911からマクラーレン750Sなど最新の車両が並んでいた。
愛知県開催ということもあり、本拠地であるトヨタ関係のディーラーでは店舗主導のフルレストアされたAE86や、GRgaregeでは新型GRヤリスのプロトタイプなど自動車愛のあふれる展示がされていた。
また、ゲストに“ドリフトキング”土屋圭市氏やYoutuberの「スティーブ的視点」が講演し、会場を盛り上げた。
F1関係ではグッズを販売している店舗に話を伺うことが出来た。今年はレッドブル、フェラーリグッズの売れ行きが好調とのこと。特に角田裕毅のグッズは即日完売、フェラーリもルイス・ハミルトン効果は凄まじく、こちらも「前年の比にならない売れ行き」だそうだ。
また、今シーズン絶好調のマクラーレンの店舗でも興味深い話を聞けた。「レースの成績は車の販売台数に関係するのか」という質問には、そこまで関係はないが顧客の中で話題になっているとのこと。ただ、セナ・プロスト時代の影響を受けた方が多く、購入者の傾向として見た目や派手さよりも「性能・速さ」を大切にしており、レーシングスピリットを感じさせる車として、マクラーレンが選ばれていると話してくれた。
今回、初開催になったオートメッセ愛知、入場列は会場の外まで続き、そのイベントの成功を物語っていた。国内の大型カーイベントである「東京オートサロン」「大阪オートメッセ」は開催時期は共に冬であり、今回のイベントが夏の大型カーイベントとして恒例になることを期待している。
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