ヒュルケンベルグ、「フラストレーションもあったが、励みにもなった」
ニコ・ヒュルケンベルグにとって、オーストラリアでのシーズン開幕戦は決して良いものではなかった。メルボルンでは彼のアウディにトラブルが発生し、ヒュルケンベルグはレースを見守ることしかできなかった。ヒュルケンベルグはその週末を振り返り、中国GPに向けた期待を語った。
メルボルンでは、ヒュルケンベルグのアウディに発生した不具合を修復することができず、彼の251回目のグランプリは中国で迎えることになった。
「見ているだけというのはフラストレーションが溜まるものだった。特に悔しいのは、レース距離を通して得られるはずだったすべてのデータを逃してしまったことだ。とりわけエネルギーマネジメントやその仕組みに関する理解だね。その点では今、ライバルたちより遅れている。理想的とは言えないよ」
「ファンの反応はポジティブだった」
「レースはピットウォールから見ていた。最初の数周は、特にトップ争いでいくつかのバトルがあってかなり活発だった。少なくとも僕は十分楽しめたよ。そして観客もそうだったみたいだ。彼らの反応や盛り上がり方は、とてもポジティブに聞こえた。その後は普通のグランプリという感じだったかな。だけど全体的に見れば良かったと思う」
ドライバー仲間から出ていた安全面への懸念について、2017年の世界選手権7位のヒュルケンベルグはこう語る。
「メルボルンはレイアウトがかなり独特なんだ。特にストレートモードを使うことになるターン8と9のコンビネーションがそうだね。そこに乱気流の影響も加わる。だから、少し危険になり得ることはみんな分かっていたと思う」
「エネルギーマネジメントは難しい」
アウディはデビュー戦でポイントを獲得し、チームメイトのガブリエル・ボルトレートが9位に入った。ヒュルケンベルグは続けて語った。
「ポイントでスタートできたのはポジティブだ。ただ、トップチームの何台かがリタイアしたのも事実だ。それでも励みになる結果だったし、良いスタートだった。僕たちは戦えていると思う。もちろん、正確な立ち位置を判断するには、もういくつかの週末やサーキットを経験する必要がある。でも今のところ感触は良いよ」
ヒュルケンベルグはまた、エネルギーマネジメントの難しさも認めている。
「かなりトリッキーだね。走行後にデータを見返すと、すべてが簡単に見えるんだ。でも実際に車の中で走っているときはまったく簡単じゃない。ほんのわずかな違いが大きな影響を及ぼすことがあるからね」
勢力図についてヒュルケンベルグはこう見ている。
「オーストラリアは現実的な勢力図を示していたと思う。ただ、サーキットによって多少変わる可能性はある。中国で大きく変わるとは思わないね。ここは全体的に気温が低めで、タイヤコンパウンドも違う。そうした要素が僕たちのパッケージにどう影響するかを見ていく必要がある」
「それに今回はスプリントレースの週末だ。スプリント予選に入る前に、たった60分のフリー走行しかない。だから、すべてのチームにとって大きなチャレンジになるだろう」
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