ルクレール、スタートの“トリック”に言及「優位性は長く続かない」
フェラーリは、スタート性能の高さでライバル勢のマシンに対して大きなアドバンテージがある。しかし、シャルル・ルクレール自身は、この優位性が長く続くとは考えていない。
バーレーンでの冬季テストの時点から、ライバルチームはすでに疑問を抱いていた。なぜフェラーリはあれほどスタートがいいのか、と。もしこのパフォーマンスがシーズン開幕戦のオーストラリアでも再現されるなら、問題は「フェラーリがトップに立つかどうか」ではなく、「トップに立つのがルクレールなのか、それともルイス・ハミルトンなのか」ということになるーーそんな声も聞かれていた。
また、パドックではある噂も広まっている。フェラーリの驚異的なスタートの理由は、より小型のターボチャージャーにあるというものだ。小型のターボは大型のものよりも素早く最大回転に達しやすく、アクセルを踏んでから加速が始まるまでの遅れ、いわゆる“ターボラグ”を抑えることができる。
フェラーリのアドバンテージは、オーストラリアでもすぐに証明された。ルクレールはスタートで3つポジションを上げてトップに立ち、1コーナーまでにハミルトンもジョージ・ラッセルの後ろの3番手につけた。
しかし、ルクレールはこの優位性が長く続くとは考えていない。中国GPのパドックで、彼は次のように語った。
「残念ながら、このアドバンテージを維持できるとは思わない。僕たちのシステムは非常に安定していて、特にメルセデスよりも最適な作動領域に入りやすいという利点がある。でも、彼らが自分たちのマシンを最も効率のいい状態に持っていく方法を理解すれば、差はそれほど大きくなくなると思う」
では、ライバルがその差を埋めるまでにどれほど時間がかかるのだろうか。ルクレールはこう見ている。
「それほど時間はかからないだろう。少なくとも、1シーズンずっと続くようなものではないと思う」
【関連記事】
