ハミルトン、マイアミGPで復活なるか—「雨が降れば危険」と警戒も
7度の世界チャンピオン、ルイス・ハミルトンがフェラーリに移籍して2年目のシーズンを迎えている。1年目は新マシンへの適応に苦しみ、レースエンジニアのリカルド・アダミとの連携もかみ合わないまま、白星なしでシーズンを終えた。しかし2026年、ハミルトンは別人のような輝きを取り戻しつつある。
開幕から好調なペースでマシンとの関係を築き直し、第2戦上海ではフェラーリ移籍後初となる表彰台を獲得。次なる目標は、2024年ベルギーGP以来となるグランプリ優勝だ——あの時はまだメルセデスのハンドルを握っていた。そしてその舞台として、ハミルトンが見据えているのがマイアミだ。
フェラーリは今大会に向けてマシンに多数の改良を施した。ハミルトン自身も、マイアミでの自身の成績——これまで3回の6位と1回の8位——を塗り替えるべく、強い意欲を持って臨んでいる。

規則変更の効果は「未知数」
パワーユニットの運用に関するFIAの規則変更についてハミルトンはこう語る。
「まず、FIAがパワーユニットの扱いに関して変更を加えたことは評価している。ただ、それが十分かどうかはレースで明らかになるだろう。シミュレーションの段階では、大きな違いは感じられなかった」
雨天への懸念——マイアミの排水問題
日曜日の天候悪化の予報を受け、ハミルトンは安全面への懸念も示した。
「日曜日はかなり厳しい天候になる可能性があると聞いている。ここで雨が降れば、非常に危険な状況になりかねない。昨年のスプリント前にも露呈したように、このサーキットは水が路面に留まりやすく、排水性に問題がある」
一方で、その懸念に対する備えも強調した。
「ただ、ひとつポジティブな点がある。スペインでの冬季テスト中に2日間の雨天セッションをこなし、さらに最近フェラーリはピレリとウェットタイヤのテストも実施した。濡れた路面でのマシンの挙動について、他のドライバーより多くの実走経験を積んでいる。その点では、十分な準備ができている」
パフォーマンスギャップは「0.8〜0.9秒」
率直にチームの現状についても言及した。
「パフォーマンス面では依然として0.8〜0.9秒のギャップがある。すぐに解消できるものではないが、必ず取り組まなければならない課題だ」
【関連記事】
